1曲聞くと何MB?Apple MUSIC / AWA / LINE MUSICの通信量を調べてみた ※追記あり

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2015.07.02アプリまとめ

ども!ともぞうです。

先日iOS 8.4が公開され、それに伴いApple MUSICがスタートしましたがストリーミング再生だけに気になるのは通信量ですよね。

そこですでにスタートしている定額制音楽サービスの「AWA」「LINE MUSIC」と「Apple MUSIC」の3つで、同じ曲を再生した時に通信量にどれだけ差があるのか比較してみました。

ぱっと見同じ様に見えるストリーミング再生ですが、予想以上にその差がでましたよ!

音質などの設定はあえていじらず初期設定のままで比較

今回比較する音楽ストリーミング再生サービスでは、それぞれのアプリで再生する音楽の音質などを設定する項目があります。

「AWA」は4G/3G接続の場合に96Kbps、Wi-Fi接続時には320Kbpsでの再生が初期設定。

「LINE MUSIC」は初期設定で「ネット環境に応じた自動設定」に。おそらく4G/3G接続の場合は音質-低、Wi-Fi接続の場合は音質-高といった調整がされるようになっていると思われます。

「Apple MUSIC」に至っては、そもそも音質に関わる設定はなく「gori.me」によると通信環境に応じて自動的に音質をコントロールしているようなんですが、正確なビットレートは不明。

唯一必要なのは、設定アプリ内のiTunes & App Storeにあるモバイルデータ通信をオンにすること。これがオンになってないとWi-Fi以外でApple MUSICを聴くことが出来ません。

このようにサービスによっては設定で音質を下げることで通信量を減らす方法もあるのですが、今回はあえて設定を変えずにそのまま使った場合を想定して検証していきます。

さてこの状態で曲を再生した時にどのくらい差が出るのか、「4G/3G通信」と「WI-Fi通信」の2種類で比較していきますよ。

同じ曲を再生して通信量を計測

まず最初は、「4G/3G通信」で使った場合の通信量を計測していきます。

※追記:本検証にあたっては通常の利用を考えて、それぞれのアプリで該当する曲が含まれる同じアルバムを開き、曲を再生した場合の通信量を計測しております。(アプリによってはアルバムの次曲以降のデータを先読みしている分も含まれます)

検証に使った曲は無料期間のアーティストへの支払いで一悶着あった、テイラー・スイフトの「We Are Never Ever Getting Back Together(再生時間3分13秒)」。

気になる「4G/3G通信」での検証結果はこちら!

のっけからおもいっきり差がでましたね〜。通信量が少なかったのは「Apple MUSIC」と「AWA」。そして3倍ちかく通信量が掛かったのが「LINE MUSIC」。

続いて「Wi-FI通信」での検証結果を見てみると…

こちらは「4G/3G通信」に比べ全体的な数値もグッと上昇。結果としては「AWA」と「LINE MUSIC」がほぼ同等。「Apple MUSIC」が約2倍となっています。

両方を合わせて見てみると、どちらの通信量も一番少なかったのは「AWA」。逆にどちらでも通信量が多かったのが「AWA」「LINE MUSIC」という結果に。

当然、通信量が多いということは音質が良いということにはなると思いますが、外で聞くことを考えるとこの差は大きいですよね。

「AWA」は次曲以降の先読みをしているようで、単体で計測してみると2.8MBという結果になりました。これだと長時間のアルバムやプレイリストの場合、この先読みがされ続けるとすると実質的には通信量が増えるということになりそうです。

追記:「AWA」は旧バージョンにおいて先読みが発生します。最新バージョンではアルバム再生においても通信量は増えません。

ただ1曲だけで比較しても分からないので、EXILEの「Choo Choo train(再生時間4分44秒)」でもう一度通信量を測ってみます。

それぞれの通信状態で比較してみた結果がこちら!

やはり安定して通信量が少ないのは「Apple MUSIC」と「AWA」。そして先程と同様に「AWA」が一番通信量が多いと思いきや、先程と同様に「LINE MUSIC」が一番多いという結果に。

「LINE MUSIC」の「4G/3G通信」と「Wi-Fi通信」の通信量が同じなのはおそらく、回線状態による音質変更がうまく機能していないなどがありえそうですね。

さて一曲あたりの通信量は分かった所で、多くの方の月の上限値である7GBをフルに使ったとして「何曲聞くことが出来るのか」計算してみた結果がこちらになります。

※「4G/3G通信」での測定結果の平均値を元に計算しています。(1GBは1024MBとする)

やはりかなりの差が出る結果となっていますね〜。でも曲数だといまいちピンと来ないのでこれを再生時間で計算してみると…

※検証に使った曲の再生時間を平均して計算しています。

うーん「AWA」「LINE MUSIC」は、これだと毎日使ったとして1日1時間程度しか聞けないということになります。対して「Apple MUSIC」と「AWA」は1日4時間近く聞くことができるので、通学・通勤時間に使ってもなんとか大丈夫といったところでしょうか。

まとめ

なんだこれだと、どれも定額制サービスと言いながら通信量が気になってバリバリ使うことなんでできないじゃないかと思ってしまいますよね?

そこはちゃんと考えられていて「Apple MUSIC」はダウンロードによるオフライン再生が出来ますし、「LINE MUSIC」はキャッシュ機能で1度再生してしまえば以後の通信量はほとんど発生しません

今のところどうにもできないのが「AWA」で、8月のアップデートでオフライン再生に対応するという話もありますが、現時点においてはキャッシュ機能もないので「4G/3G回線」を使っての視聴は控えたほうが良さそうです。

以上を踏まえて、今回の検証結果のポイントをまとめたものがこちら!

  • 「Apple MUSIC」「LINE MUSIC」は、オフライン再生/キャッシュ機能を使えば通信量の心配なし
  • 「AWA」はキャッシュ機能が無いので、「4G/3G通信」での使用は控えるべし

まだまだ、始まったばかりの定額制音楽サービス。まだまだ課題もありますが、新しい音楽の聴き方となりえるサービスだけに今後の進化に期待したいですね!

2015.7.3 追記
2回目のWi-Fi時の検証測定値が1回目の数字と同じ数字となっておりましたので、数値を正確なものに修正致しました。お詫びして訂正いたします。

2015.7.3 追記2
今回の曲の計測は『Dataman next』の通信量計測機能を使い、それぞれのアプリにて通常の利用を想定してアルバムを開いて1曲を再生した場合の計測結果となっています。
『AWA』の通信量が大きすぎるというご指摘をいただき、通常の利用では考えにくいですが1曲のみをプレイリストに入れて再度計測した結果16.8MBが2.8MBとなり、アルバム内の曲を先読みしている分が含まれてる事が判明いたしましたのでその旨を記事内に追記いたしました。
合わせて月の再生可能曲数・時間については曲単体の通信量で再計算し、訂正いたしました。
ご指摘いただきましたreliphone様ありがとうございました。

2015.7.3 追記3
『AWA』の開発元であるサイバーエージェント様からご連絡をいただき、旧バージョンに置いては「先読み機能」が付いていたことが分かりました。検証を行ったバージョンも旧バージョンであったため、その数値が反映された結果となっておりました。
現在の最新バージョンにおいては「曲の先読み機能」の廃止と「通信量削減対策」がされているとのことで、記事内の計測数値と記事内容を最新版を用いて全て再測定を行い修正いたしました。お詫びするとともに訂正いたします。

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