iOSアップデートでiPhoneのタッチパネルが反応しない不具合発生!6つの原因と解決方法

iOSのアップデートは1~2か月に1度ほどの頻度であり、そのたびにユーザーから多くの不具合の報告があります。
今回はかなりの頻度で報告される、iOSのアップデート後、iPhoneのタッチパネルが反応しない不具合が発生したときに考えられる6つの原因と解決方法をお伝えします。
iOSのアップデート後にiPhoneのタッチパネルが反応しない不具合の2つの状態
iPhoneのタッチパネルが反応しない不具合が発生したときに、「iPhoneのタッチパネルの反応が遅い」か、「iPhoneのタッチパネルがまったく反応しない」という2つの状態があります。
iPhoneのタッチパネルの反応が遅い
iOSのアップデート後に「iPhoneのタッチパネルの反応が遅い」と感じることがあります。
実際の症状として、「iPhoneのタッチパネルの反応が遅い」と「動作が遅い」場合があります。
動作が重い・遅い場合に「タッチパネルの反応が遅い」と感じることがあり得ます。
iPhoneのタッチパネルがまったく反応しない
iOSのアップデート後に、iPhoneのタッチパネルがまったく反応しないため、あわててしまうことがあります。
この場合、タッチパネルがまったく反応しないため、タッチパネルを利用する操作はできません。
iPhoneユーザーから、iOSアップデート後、かなりの頻度で不具合報告があります。
今朝、iPhoneのタッチパネルが無反応。アラーム消せね〜、再起動も出来ね〜状態。
ボタンでなんとか!と電子マネー起動させたら画面表示されたけど、これちょっとやべーなと思った。
再起動させたのはいうまでもない #iPhone13pro #iOS16.3.1ー“dX” オヤマ(@dX_oyama) Feb.26,2023
iOSアップデート後iPhoneのタッチパネルの反応が遅いときの3つの原因と解決方法
iOSアップデート後iPhoneのタッチパネルの反応が遅いときには、以下の3つの原因が考えられます。
ディスプレイが汚れていたり保護シートが合っていないなど
原因
タッチパネルの反応が遅かったり、部分的に反応しない場合、ディスプレイの汚れや保護フィルムが原因である可能性があります。
また、指がぬれていたり、逆に乾燥しすぎていたりすることが原因でタッチパネルが正常に反応できないこともあります。
解決方法
タッチパネルは、指紋や皮脂などの汚れが原因で反応が悪くなることがあるので、ディスプレイが汚れているときは、眼鏡ふきのような柔らかいクリーニングクロスで拭きます。
また、保護フィルムとタッチパネルの間に気泡ができていたり、フィルム内にホコリが入っていることが原因で反応が遅いことがあるので、保護フィルムを貼っているときは、一度フィルムをはがしてから、タッチパネルの反応が戻るか確認します。
指がぬれていたり乾燥していることが原因の場合は、指の状態が変化してからタッチパネルの操作をすることで、反応が戻るか確認します。
タッチパネルで行う動作が重い・遅い
原因
iOSをアップデートしてから、iPhoneの動作が重くなったり遅くなったために、タッチパネルの反応が遅いと感じることがあります。
解決方法
スマホの動作が重たく感じるときの一般的な対処法は、以下の通りです。
- 「バックグラウンドアプリ」を停止する
- キャッシュをクリアする
- バックグラウンドアプリとキャッシュを同時にクリアする
- セキュリティアプリを変える
- 普段は見ない写真や動画を削除する
タッチパネルの反応速度が自分のニーズに合っていない
原因
タッチパネルの反応速度が、自分の好みの速さになっておらず、ニーズに合っていない可能性があります。
解決方法
タッチパネルの反応速度は、iPhoneの「タッチ調整」で自分の好みの速さに調整可能です。
タッチ調整の設定を変更すると、iPhoneをタッチしたときの反応が変化します。
- 「設定」を開いて、「アクセシビリティ」を選択
- 「タッチ」を選択し、「タッチ調整」を選択
- 「タッチ調整」をオンし、「保持継続時間」を変更
「保持継続時間」はデフォルトでは「0.10秒」になっており、変更することで、タッチから反応までの時間を変更できます。
iPhoneのタッチパネルがまったく反応しないときの3つの原因と解決方法
iPhoneのタッチパネルがまったく反応しない不具合発生の原因は、iOSのアップデートを含めて大きく分けて3つ考えられます。
アップデート後の一時的なソフトウェアの不具合
原因
iOSのアップデート後、一時的なソフトウェアの不具合が発生することがあります。
Appleが公式にコメントすることはまれですが、iOS15.4のアップデート後のユーザーからのバッテリー消耗が早いという苦情に対し、AppleSupportがTwitterでコメントを発表したことがあります。
Thanks for reaching out! We'll be happy to help. It's normal for your apps and features to need to adjust up to 48 hours after an update.
— Apple Support (@AppleSupport) March 19, 2022
Let's have you reach out to us in a DM if this is still an issue after that time so we can help you look into this further.
Appleによると、iOSのアップデート後、アプリと機能は、更新後最大48時間調整する必要があるのが普通とのことで、一時的なソフトウェアの不具合が発生している可能性があります。
解決方法
一般的にソフトウェアの不具合が発生したときに、もっとも手軽にできるのが、いったん電源を切る再起動です。
しかし、タッチパネルがまったく反応しない状態では、通常の再起動ができません。
そこで、タッチパネルを使わずに、強制的にiPhoneの電源を切る「強制再起動」を行います。
iOS16以降にアップデートできるiPhone8以降の強制再起動の方法は、以下の通りです。
- 音量を上げるボタンを押してから素早く放す
- 音量を下げるボタンを押してから素早く放す
- サイドボタンを押さえたままにする
- Appleロゴが表示されたらサイドボタンを放す
iOSのバグ
原因
iPhoneのiOSアップデート後、バグが原因で操作がうまくできないことがあります。
タッチパネルがまったく反応しないときに、バグが原因であることも考えられますが、タッチ操作はiPhoneの要であるので、タッチパネルに関するソフトウェアすべてにバグがあることは考えにくいです。
しかし、一部バグがあり、反応しない可能性は十分あり得ますし、他のアプリなどのバグの可能性もあります。
解決方法
iOSのバグが原因の場合、基本的に次のアップデートで修正されるのを待つしかありません。
ただ、iOSのバグが原因かなと思っても、実際には違う場合がありえます。
この場合も、一時的なソフトウェアの不具合のとき同様、「強制再起動」して元に戻るのか確認します。
強制再起動で不具合が解決できないときには、iPhoneを出荷時の状態に戻す「初期化」を検討しますが、データが消えてしまうので、ふだんからバックアップを取っておきましょう。
ハードウェアの故障
原因
もともとiPhoneのハードウェアに気づかなかった劣化や故障があり、iOSのアップデートで負荷がかかったときに症状が目に見える形で現れた可能性があります。
iOSアップデートしたあと、ユーザーからiPhoneが壊れたと報告があることがあります。
家族のiPhone X、iOS16.4.1のアップデートでぶっ壊れてから色々試してみたけど結局直らんなあ。買い替えかなあ
ーツナ(@tsuna0) Apr.10,2023
解決方法
iPhoneのハードウェアの故障の場合、残念ながらユーザーには自分でできることがありません。
そのときは、修理に出すか、買い替えるか検討が必要になります。