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他人事じゃない!Snapchatがユーザーの個人情報ややり取りを盗み見ていた事が判明

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以前よりチャットサービスやメッセージアプリなどは、「管理会社にやりとりを見られている」「個人情報を抜かれる」といった都市伝説のようなものがまことしやかに言われ続けていますね。

こうした行いは企業への信頼をもって成り立つものなのですが、どうやらSnapchatは数年前から大きな裏切り行為を行なっていたようです。

元従業員が明らかに

昨日未明、以前Snapchatで働いていた元従業員が、Snapchatを管理する立場にある社員が不正にユーザーの情報などをスパイしていた、と発表しました。

これが事実であるならSnapchatが潰れかねない事実となるのでしょうが、一体どのような実態だったのでしょうか?

Snapchatでは、政府機関や警察機関などの正当な要求に応じられるよう、通常見る事ができないユーザーの個人情報ややり取りを確認できるようにする特殊ツール「SnapLion」と呼ばれるものを用意していたとの事。

例えば、何らかの重大な犯罪についてSnapchatでのやりとりが事件解決や裁判での証拠材料になる場合、正当な手続きを踏んだ各機関の要求に応じ当該ユーザー情報を提供するため、普段は見られないデータを「SnapLion」で確認・収集・提出していた訳ですね。

このような行いはAppleを含め多くの企業が実施している事でなんら珍しい事ではないのですが、問題はその「SnapLion」が複数のSnapchat社員によって不正に利用されているという事。

彼らは各機関から情報開示請求をされた訳でもないのに、「SnapLion」を利用して不正にユーザーの個人情報ややりとりを確認・収集していたと考えられます。

同社は以前から比べればセキュリティに関してかなりの強化が行われていると発表しており、明言はしないもののこうした従業員の行いが実際に発生し、その対策を行なっていた事が予想できます。

現在も「SnapLion」によって不正にユーザーの個人情報ややりとりが収集されているかは定かではありませんが、対岸の火事ではなく我々もSnapchat以外の個人情報を預けるようなサービスについて、本当に信頼できるかどうか考えてみる必要がありそうです。

まとめ

元従業員によれば、「SnapLion」を利用すれば情報を盗み見れるだけではなく、パスワードをリセットしたりといったアカウント操作もできていたとの事。

日本だとLINEや各種SNSを使っているユーザーが非常に多いと思うのですが、果たしてそれらのサービスは我々の情報を預けるにふさわしい信頼できる企業なのでしょうか?

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