Googleお前もか…Facebook同様スパイアプリを配布したとしてAppleに制裁される

先日、Facebookがスパイアプリを配布したとお伝えしたのですが、どうやらGoogleもやらかしていたようです…。
現地時間の1/31未明GoogleもFacebookと同様の行為に及び、Appleから同様の制裁を受けたことが明らかになりました。
関連:Facebookの「知り合いかも?」に自分を表示させない方法
しかもFacebookより闇が深い
Facebookの件をざっくり解説すると、お金をエサにAppleの審査を迂回してスパイアプリをFacebookが配布し、AppleがFacebookの社内アプリをすべてストップする制裁に出た、といった感じです。
このニュースを受けてGoogleがとあるアプリについて報告と謝罪を行ったようなのですが、その内容がFacebookのものよりも闇が深いと話題に。
なんとGoogleはこのような行いを、2012年から昨日までずっと続けて来たとの事。
現在は削除済みで現物を確認できないのですが、Googleは『Screenwise Meter』というVPNアプリでFacebook同様に情報収集を行っていたようで、しかも敷居が13歳まで下げられていたというから驚きです。
関連:iPhoneで無料で使えるVPNの設定方法| カンタン&安全です
ユーザーには情報提供報酬としてギフトカードを配布していたそうですが、13歳の未成年も対象にしていたとの事でFacebookよりタチが悪いと言えますね。
また7年近くも情報収集していた訳ですから、収集されたデータはそれこそとんでもなく膨大なデータになっているでしょうから、こうしたデータを欲しがっている企業やハッカーなどにとっては喉から手が出るほど欲しい代物になっています。
このデータがどう扱われていたのか、どの範囲でユーザーの情報を集めていたのかなどは明らかにされていませんが、自社でスマホOSをリリースし世界一の検索エンジンを持つGoogleが行った行為としては最低の域でしょう。
Appleから制裁を受けたGoogleは、社内向けアプリをFacebook同様すべてストップされ使用不可になっているそうですが、Android版は未だに公開されているそうです。
まとめ
Facebookの件もそうですが、お金をエサにユーザーの個人情報を収拾しようとするのは、世界でも有数の企業に成長した会社としてやってはいけない行為だと誰もが思う所でしょう。
現状FacebookとGoogleだけが明らかになっている状態ですが、これからもしかしたら他の有名企業やサービスでも同様のニュースが出て来るかも知れませんね…。
※Googleに若干不安を感じた方はこちらの記事がオススメです。
⇒⇒【保存版】Googleフォトの全データを一括でダウンロードする方法