任天堂の「スーパーマリオ」は長年人気のあるゲームですが、任天堂の代表取締役フェローの宮本茂氏が海外メディアのインタビューで、今後の「スーパーマリオ」について言及し、話題になっています。
任天堂iOS版スーパーマリオの今後の展開に消極的？
ゲームや映画などのエンタメ系情報メディアのVarietyは、任天堂の代表取締役フェロー宮本茂氏の独占インタビュー記事を掲載。
宮本氏は、象徴的な口ひげを生やした配管工マリオをフィーチャーしたアニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』 の映画製作に関するインタビューのため、Varietyを訪問。
⋱⠢🌈スペシャル上映会 in LA🎞⠔⋰ #映画スーパーマリオ の
イベントの様子が到着📷字幕版の声を担当する、クリス・プラットさん、アニャ・テイラー＝ジョイさんなど豪華キャストが大集合‼
イルミネーションのクリス・メレダンドリさんと任天堂の宮本茂さんも出席しました✨✨ pic.twitter.com/1EkVckOOr4
— 『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』公式 (@mariomoviejp) April 5, 2023
宮本氏は、「スーパーマリオ」の次のゲーム展開については言及しませんでしたが、「モバイルアプリは、将来のマリオゲームの主な経路にはならないでしょう」と断言したとのことです。
任天堂はiOS版「スーパーマリオ」ゲームアプリを、2016年から現在までに3つリリースしましたが、2017年にリリースした「ドクターマリオワールド」を2年後の2019年にApp Storeから削除しました。
2016年にリリースされたiOS版「スーパーマリオラン」は、初年に6000万ドルの収益を上げ、2019年リリースのiOS版「マリオカートツアー」は3億ドルを生み出しましたが、マリオカート8が30億ドルの収益を上げたことと比べるとかなり少ないものです。
任天堂のコア戦略は、ハードウェアとソフトウェアを統合したゲーム体験でコントロールの直感性はゲーム体験の一部で、一般的なデバイスである携帯電話向けにマリオゲームを作成する可能性を探ったとき、ゲームをどのようにすべきかを判断するのは困難だったと宮本氏は語っています。
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