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iPhoneのマルチタスクは10年停滞…今後進化はあるのか?

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9TO5Mac

スマホの先駆けとして登場し今も世間を賑わすiPhone、初代〜5SまではOSも未熟だった事もあり毎年のアップデートは世界中でニュースになっていましたが、今はそこまでって感じではないですね。

そんなiPhoneはいち早くスマホにマルチタスク機能を持ち込んだのですが、よくよく考えると10年間実質的にアップデートが停滞している事が指摘されており、今後この機能が進歩するのか疑問視されています。

10年間ほぼ放置された機能

iPhoneはiOS 4からマルチタスク機能を実装し、いちいちホーム画面に戻って目的のアプリアイコンをタップしなくても、マルチタスクコントロールを表示してサクサク切り替えられるようになりました。

この時点ではアプリのバックグラウンド更新をOSレベルで許していなかったので、すべてのアプリは一時停止状態で切り替える事になっていましたが、iOS 7からはコレが許可され、音楽アプリで音楽を再生したままSafariでブラウジングなどができるようになります。

そしてマルチタスクコントロール画面ではアプリ画面が表示されより使いやすくなったワケですが、ココまでで実質的にマルチタスクの根本的な機能は改善されておらず、実質的に「1つのアプリを画面表示する機能」に留まっています。

表示などが改善されたのでユーザビリティ自体は向上しているのですが、機能自体はほぼアップデートされていないので「見た目だけ進化した機能」であり、実質的に10年間ほぼ放置された機能と言えます。

しかしAndroidは2016年8月23日にリリースしたAndroid 7 Nougatから、新機能として画面を縦に2ブロックに分割して2つのアプリを同時に稼働させる、マルチウィンドウ機能を実装しました。

この機能では全く異なる2つのアプリを同時に使用する事ができ、AppleもiPadで「Slide Over」と「Split View」という2つのマルチウィンドウ機能を実装していますが、iPhoneには未だ盛り込まれていません。

Androidでも便利機能として紹介される事の多いマルチウィンドウ機能、これをiPhoneに移植して欲しいとの声は一定数ありiPadで実現している機能を盛り込まないのは、Appleが何らかの意図によって敢えて実装していない可能性が高いかも知れません。

iOS 14の新機能としてマルチタスクの表示が変わるような情報もあるのですが、やはりこの機能も見た目だけで実質的な機能は変わっておらず、これからもiPhoneはマルチウィンドウ機能などを実装する可能性は低いと考えられています。

まとめ

iPadで実現できているので基礎が同じのiPhoneでも実現できないワケがないのですが、小さな画面で操作が難化する事を憂慮して実装していないのかも知れませんが、Androidで便利だと言われている機能を実装しない理由は見当たりません。

一応ブラウザのみですが、最大4つの画面を4分割表示までできる有料アプリが存在しており、かなりの高評価を得ていてiPhoneで画面を分割する事自体はなんの問題もないかむしろ便利になりそうなので、気になる人は下記リンクから当該アプリのスクリーンショットを確認してみてください。

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