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破産者マップが閉鎖するまでの経緯 個人特定と弁護団結成がきっかけに

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自己破産した方の住所をマップ上に表示する「破産者マップ」が閉鎖されました。

昨日(3月18日)はなんと1日3500万アクセスもあったとのことです。

破産者マップが閉鎖するまでの経緯

破産者マップに掲載されている破産者のデータは官報から取得したものになります。

そして地図上のピンをタップすると、破産者の名前、住所等を確認できる仕様になっていました。

破産者マップの制作者曰く、公開情報なので構わないというスタンスだったようです。

申請を受けたら削除に応じる姿勢を見せたものの、氏名・住所・生年月日に加えて破産に至った経緯等を「200文字以上」で説明した上で「削除を考慮する」というものでした。

こちらがその削除フォームになります。破産者の情報を搾り取るかのような内容となっています。

これがヤミ金に売られてしまったら…。

しかしながら削除要請に応じつつも「官報の趣旨に鑑み、表示を元に戻すことにしました。」とする始末…。

個人の特定と弁護団結成

しかしこれだけ過激なサイトを作れば、制作者の身元探しが始まるのは言うまでもありません。

あっと言う間に個人を特定されてしまいました。

さらにクラウドファンディングのサイトで弁護団を結成され、発信者情報の開示と損害賠償の請求の動きが始まります。

個人の特定と弁護団の結成…これで万事休す。破産者マップの管理人も観念したのかサイトの閉鎖を決定しました。

反省を示し、ドメインは一定期間保持するとツイートしていますが、ドメインが売れる可能性を考慮しているのでは?と思われるような発言もしています。

いずれにせよ、早めに閉鎖することになってほんとうに良かったですね…。

LINEMOLINEMO
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