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App Storeが変わる! 定額課金システムが全アプリに開放、アプリ検索に広告表示など

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どうもハンサムクロジです。

今月開催されるWWDC 2016を前に、AppleがApp Storeの変更に関する発表を行いました。

定額課金システムが全アプリへ開放、アプリ検索に広告を表示、アプリ承認時間の短縮など主に開発者にとって嬉しい内容となっています!

1.アプリ承認時間の短縮

まずひとつ目は、アプリ承認時間の短縮です。

現在すでに改善されつつあるポイントなのですが、アプリがApp Storeに申請されてから審査を受け、承認されApp Storeにて提供されるまでの時間が短くなりました。

提出されたアプリの50%は24時間以内、90%は48時間以内に承認されているようになっているそうです。

アプリを素早く提供できるということで開発者にとってのメリットが大きいのはもちろん、ゲームアプリなどAndroidに比べて提供のタイミングが遅れがちだったiOS向けアプリが素早くユーザーの手に届くようになるということで、ユーザーにとってもメリットがあるのではないでしょうか。

2.検索結果に広告を表示

アプリの露出を増やすための手段として、今後App Storeの検索結果にアプリ広告を表示するそうです。

検索ワードに応じて、ひと目で広告と分かるように以下のフォーマットで表示されるとのこと。まずは米国から提供されます。

また、「おすすめ」タブで既に持っているアプリを非表示にしたり、カテゴリータブを復活させるなどの施策を計画。

広告は邪魔に感じるかもしれませんが、検索キーワードを元にしているのであれば目的のアプリに出会いやすくなるかもしれません。

3.定額課金システムが全アプリへ開放

定額課金システムも変わります。現在はクラウドサービスなど一部アプリにのみ開放されていますが、今後はほとんど全てのアプリで利用できるようになるとのこと。

売上の取り分は現在まで70:30で、開発者が70%、Apple側が30%という割合でしたが、これも変更されます。

初年度は70:30のままですが、2年目以降は85:15になるとのこと。すでにリリースから2年以上が経過しているアプリは制度変更直後から85:15となるそうです。

開発者としては、アプリの管理や機能改善を続けるにあたって無料で提供しつづけるのが難しくなってくることも多いと思います。

課金システムを導入することで安定したサービス提供ができるようになれば、開発者・ユーザー双方にとってメリットがあるように思います。

しかし一方で、ガラケー時代に見られた月額課金主流のサービスシステムに戻ってしまう可能性がるというのは、少し残念な気もしますよね……。

ユーザーにとっての一番のメリットは、すでに利用している定額課金制アプリについて売上の取り分の変更により値下げされる可能性があることかと思います。

以上、3つのポイントについて発表されました。

WWDCではさらに多くの発表が待っているそうです。期待して待ちましょう!

LINEMOLINEMO
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