こんにちはkimiです。
iPhoneのSiriをはじめとして、様々な音声アシスタントが登場してきました。言葉を発するだけで様々な情報を受け取ったり、指示したりと何かと便利ですよね。
そんな中、「AppleのSiri、GoogleのGoogle Now、MicrosoftのCortanaに対してどれだけ正確に指示が通るか」について比較調査した結果が、experts-exchangeにて掲載されていたのでご紹介したいと思います。
さて、一番優秀な音声アシスタントはどれだったのか?結果に注目ですよ!
やっぱり1位はSiri
「バルス!」というと面白い反応が返ってくるなど、ちょっとした気休めになるようなことを言ってくれるSiriさん。しかしたまに、自分の意図しないような返答をしたり、指示したいことと異なることをやったりしてイラっとすることもありますよね。
そこでexperts-exchangeは、ユーザーの発した言葉に対して適切に対応するかなど、正確性や満足度についてSiri、Google Now、Cortanaの3つについて、調査を行いその結果を発表しています。

画像はGoogle Now。/ Photo credit: Ivan, o maranhese / Foter.com / CC BY
調査内容としては、
- 1978年のスーパーボウルで優勝したのは?
 - マフィンにはどれくらいのカロリーがあるの?
 - Wi-Fiの設定をオンに
 - テキストメッセージの送信
 - どこでタイヤを買える?
 - 『カンフーパンダ3』はいつ公開される?
 
といったものを各音声アシスタントに尋ね、どれだけ満足のいく返答を得られたかについて集計するというもの。調査はアメリカで行われたものなので、必ずしも日本でも同様の答えが得られるわけではありません。

すると、結果は以下のようなものになりました。グラフは上からSiri、Google Now、Cortanaとなっています。Siriはどれも安定して満足度が高く、その次にGoogle Now、そして一番評価が悪いのがCortanaとなっています。
具体的に見てみると、Siriは7項目すべてに対し、70%以上の高評価。Google Nowは70%以上の評価がついたのは4項目のみ、Cortanaに至っては3項目となっています。
また、ジャンル別に見てみると、以下のようになりました。
質問に対する誤答率
- Cortana:8%
 - Google Now:4%
 - Siri:2.6%
 
ユーザーの満足度
- Cortana:57%
 - Google Now:68%
 - Siri:81%
 
フォローアップの質問
- Cortana:7.6%
 - Google Now:5.6%
 - Siri:5.2%
 
答えを言う代わりにウェブ検索を行った率
- Cortana:7%
 - Google Now:5%
 - Siri:5%
 
正しい返答をし、ユーザーの満足度が高いのはやはりSiriということになりましたね。
Siriは2011年に登場し、Google Nowは2012年、Cortanaは2014年に登場しました。えてして音声アシスタントは使えば使うほど洗練されるものなので、まさにSiriさんは年の功で勝利したということでしょうか。
また面白いことに、音声アシスタントはアメリカの地方によって好みが分かれるそうで、アメリカの西半分はSiriの方が満足度が高く、東半分はCortanaとGoogle Nowの満足度が高かったとのこと。
Appleのあるシリコンバレーは西海岸にあり、そこでは目が肥えたユーザーが多くいることが推察されるので、そこでSiriが高評価なのは喜ばしいことですね。
今後もSiriさんには音声アシスタント界のリーダーとして、ユーモアを交えつつ使える存在でいてほしいものです。

  
  
  
  




