ども!ともぞうです。
最近は商業紙だけでなく、アプリだけで公開されるオリジナル漫画を収録した漫画アプリも増えましたよね。
そんな漫画なのですが、少し前にある漫画家さんがiPhoneを駆使して書いた漫画で賞を受賞してデビューしたという話があったのでご紹介します。
一体どういうことなのか…聞いたら間違いなくびっくりしますよ!
iPhone 6sの画面で制作した漫画が賞を受賞
いまや漫画アプリも多数リリースされていて、日常的に漫画を読んでいる人も大勢いると思うのですが、その漫画を書くとなるとまっさきに思い浮かべるのは、紙とペンですよね。
ただデジタル化も進んでいるので今時だと、パソコンとペンタブレットで書かれている場合もありますし、
私たちもよく知ってるiPadとApple Pencilを使っているという漫画家さんもいそうですよね。
そんな漫画の制作なのですが、ITmedia NEWSさんの記事にて、私たちの想像を超える方法で漫画を書いてデビューを果たした新人漫画家さんがいたことを知ったのでご紹介させてください。
舞台は誰でも漫画を投稿出来て、ジャンプでデビューするチャンスもあるサイト「ジャンプルーキー」。
一ヶ月の間に投稿された作品の内、ランキング上位10作品が候補となり選ばれた作品は賞のランクによりジャンプ各誌への掲載・掲載権が与えられるそうなんです。
いわばジャンプでの漫画家デビューの登竜門的な感じのサービスになっているのですが、このサービスの4月の編集部ブログにて、今回ご紹介する新人漫画家あつもりそうさんが紹介されていました。
この方が編集部ブログで紹介されているのはなんでもジャンプ編集部も騒然とした…ある理由が関係するのですが、それが「投稿作品がiPhone 6sだけで書かれていた」からなんです。
イラストじゃないですよ?漫画ですからね?それをiPhone 6sで書いたってだけでも驚きなのですが、さらにこの方タッチペンを使わずに…
指で書いていたそうなんです。
漫画の作成には「メディバンペイント」というマンガ製作用のアプリを使っていたそうなんですが、なんせ指ですよ?
自分では多少は絵心はあると思っていたので、多少は書けるかな?と思ったのですがタッチペンならまだしも指で書くなんて無理www
途方もなく根気がいる作業だと思うのですが、それで書かれた漫画がなんと「矢吹健太朗 漫画賞」を受賞。それがこちらの「あなたが恋と言うのなら」という作品なんです。
ぜひリンクから作品を見て頂きたいのですが、これがiPhone 6sを使って指で書いた作品とはまず思えないレベルとなっております。しかも28ページもあって書き上がるまでの時間を考えると恐ろしい…。
ちなみにあつもりそうさんは現在漫画家でデビューを果たしており、今はノートPCとペンタブレットで漫画を制作しているそうです。
紹介した作品はこちらから
⇒あなたが恋と言うのなら – 少年ジャンプルーキー
2017.8.22 21:02追記
記事内の「メディバンペイント」のリンク先がiPad用のリンクになってしまっていたので、iPhone用のアプリリンクに修正いたしました。