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歩きスマホ奨励!?韓国の大手通信会社CMがどれも酷いと批判される

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

世界単位で問題になっている歩きスマホ、マナー的な迷惑だけではなく事故の原因になったりするなど、やっている人が思っている以上に迷惑な行為です。

メディア媒体を問わず歩きスマホの注意は世界中で展開されているワケですが、どうやら韓国の通信会社だけは違うようで批判の対象になっているそうです。

歩きスマホを奨励するかのようなCM

韓国の大手通信会社であるSKテレコム、KT、LGユープラスのスマホCMが配慮に欠けると、批判を集めているそうです。

韓国中央大学校のファン・ジャン・ソン教授による調査によって、上記3社のCMが「スマホの誤った使い方を広める広告」を数多く制作している事が判明しました。

調査の対象は過去7年間のスマホに関する上記3社のCM49件で、分析の結果46件が「歩きスマホ」といった迷惑行為をまるで良い行動のように表現していたのです。

逆にマナーやコミュニケーションの訴求をするCMは3件しかなく、全体の93.9%が「歩きスマホ等奨励」、わずか6.1%が「マナー訴求」という異常事態になっているとの事。

特に批判の的になったのはSKテレコムの「100年の手紙(100년의 편지)」というCMで、2014年に公開されたこのCMは歩きスマホどころか、自動車運転手のながらスマホ利用シーンが確認できます。

映像を確認すると停車はしているようですが、ワイパーが動いている事が確認できエンジンが動いているのはほぼ確実で、これが「運転中でもスマホは使って良い」と誤認されるような表現である事は疑いようがありません

世界中で注意喚起がされている歩きスマホやながらスマホを注意する事なく、まるでそれが「当たり前の行動」のように表現されるのは大手通信会社のCMとして不適切と言えますね。

教授は「(前略)このようなCMは無意識のうちに『小さな子どもと一緒にスマートフォンの画面を見るのは非常に良いこと』という誤った認識を植え付ける恐れがある」と話しており、これらのCMの潜在的な危険性を指摘しています。

まとめ

いかがでしたか?

自社製品をより多くの人に利用してもらうための広告ですから、様々な利用シーンなどでいかに便利であるかを説明するのは必然だと言えますが、それがマナー違反だったり迷惑行為であるなら話は別。

歩きスマホやながらスマホは悲惨な事故にも繋がりかねない行為なのですから、スマホを扱う企業として注意喚起など行うのはある意味義務だとも考えられますが、今の所変わる様子はないようです。

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