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Siriが今よりもっと賢くなるかも!iOS 10.3よりiCloudなどからデータ収集を開始か

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こんにちは、ryoです。

今でも何かと便利なSiriですが、iOS 10.3以降で更に賢くなるかもしれませんよ。

Appleは先日iOS 10.3のパブリックベータ版の提供を開始しましたが、その中に新しい機能が含まれていたんです。

一体どういう事なのか、見て行きましょう。

Apple、iCloudなどからのデータ収集を本格的に開始か

Appleは今までユーザーのプライバシーは守られるべきであるとし、クラウドや端末上から個人が特定出来るデータの収集を行って来ませんでした。

しかし、iOS 10.3のパブリックベータ版でiCloudの統計情報をAppleに送信するかどうかを決める設定が出現

ZDnetによると、Appleは集めた端末の情報を使ってSiriをより賢くしようとしているというのです。

というのも現在のIT業界は人工知能の開発に力を入れていて、Amazonも先日Alexaというクラウドで学習する音声アシスタントを製品化し、発売しています。

これは人の声を認識してネット検索から音楽再生、Amazonでの買い物までしてくれるという「Amazon Echo」のメインとなる技術で、今後成長が見込まれる分野です。

また、GoogleやMicrosoft、Amazonなどが昨年共同で人工知能の普及を目指す非営利団体「Partnership on AI」を設立したのですが、この発足メンバーにAppleはいませんでした。(下の画像は設立時の6社)

後日Appleもこのメンバーに加わりますが、ここでも他の大手企業から遅れてしまっている事が分かりますね。

このようにAppleが人工知能の分野での開発で遅れを取っているという事が、今回のiOS 10.3での情報収集に影響しているのでは、と言われています。

Appleは、個人が特定できないようにしてから情報を送信するとしていますが、送信される情報の中には端末の使用状況や場合によっては位置情報なども含まれています。

情報を送信するかは自分で選ぶ事が出来ますが、収集したデータのおかげでSiriが賢くなるとしたら、皆さんは自分の分析データをAppleに送信したいと思いますか?

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