iOSを更新しないユーザーは半数!?古いiOSを使い続けていると起きる恐ろしい事とは…

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by 菊太郎

ごきげんよう、菊太郎です。

日本時間の9月17日午前2時から、待ちに待ったiOS 9の配布がはじまります。数々の新機能があったりiPhoneの安定性アップが見込まれるので、この日を楽しみにしていたユーザーも多いですよね。

しかしとあるセキュリティ企業によると、iPhoneユーザーの半数は古いiOSを使い続けてており、このままだと深刻な状況になりかねないとのこと。

iOSをアップデートせずにいると、どのような事が起きてしまうのでしょうか?また、なぜ半数ものユーザーがアップデートしないのでしょうか?

半数がアップデートしないわけ

セキュリティ企業のSuo Security社は、iPhoneユーザーの半分は古いiOSを使っており危険な状態にさらされていると警告しました。

このままアップデートせずにiPhoneを使っていると、情報流出やデータの破損が起こる可能性があるので、同社はiPhoneを常に最新の情報に保つように指摘。

特に企業では重大なリスクになると警告しており、アップデートがセキュリティにとってどれだけ重要かを伝えています。

アップデートしないだけで、そこまで深刻な状況になるのはビックリですが、そもそもiOSのアップデートとは何なのでしょうか?

iOSのアップデートとは何ぞや?

iPhoneを使っていると『設定』アプリにバッジが付いていることがありますが、これは主に「iOSのアップデートがあるよ」というお知らせ。

iOSのアップデートとは、簡単にいうと「iOSを最新版にして、新機能を使えるようにする」ということ。最近だとiOS 8.4で『Apple Music』が使えるようになりましたよね。

また新機能に比べるとインパクトが薄いため注目度は低いですが、アップデートには「不具合の修正」という重要な役目があります。

Suo Security社によると、iOSはバージョン8.4と8.4.1で合わせて100件以上の脆弱性があったというから驚きですよね。

「途中で修正するくらいなら、はじめから不具合を全部なくしてから配布してよ」と思うかもしれませんが、iOSは複雑で膨大なプログラムなので、不具合を100%取り除くのはほぼ不可能

仮に100%近くまで不具合を取り除けたとしてもとてつもない時間がかかってしまうため、いつまでたっても公開できません。

また、開発者がしらみつぶしに不具合を探して行くのは非常に骨の折れる作業ですが、ユーザーが実際に使ってみて報告してくれた不具合を修正するのはものすごく効率的

なので不具合を完全に取り除いてから公開するのではなく、「ある程度」の所で公開してアップデートで不具合を修正していくというのが慣例になっています。

photo credit: iOS 8 icons via photopin (license)

さてアップデートが必要不可欠というのはわかりましたが、そんな大切なアップデートをなぜユーザーの半数が行っていないのでしょうか?

意外とアップデートしていない企業は多い

まもなく公開されるiOS 9はiPhone 4Sもサポート対象になっていますが、今後仮にiPhone 4Sのサポートが打ち切られれば、6,000万台に及ぶiPhoneがアップデート出来なくなると言われています。

恐ろしい事にすでにサポートが打ち切られてアップデートが出来ないiPhoneも2,000万台存在しているとのこと。セキュリティ的に不安になっちゃいますよね。

もちろん最新iOSにアップデートできる端末に買い換えればいいのですが、それができない理由が「企業の経費削減」

近年iPhoneを使って注文を取る飲食店や、iPadで会計をしている小売店、商品案内にiPadを使っている保険代理店などをよく見かけますが、これらのシステムは「現在のiOS」で動作するように作られているため、iOSをアップデートすると使えなくなってしまう可能性があります。

これらの端末は1つの用途にさえ使えれば良いので、iOSをアップデートすることによって得られる新機能はあまり必要ありません。なのでわざわざコストをかけてまで、最新のiOSに対応させる必要性は薄いという訳なんですね。

業務に使う場合、サポートが打ち切られた端末でも社内で使う分にはそれなりに活用できるので、そのまま放置される事が多いようです。

以上は企業の例でしたが、個人でもアップデートしてない人が多く見られるとのこと。その理由は今流行の「格安SIM」にあるようですよ。

アップデートするとiPhoneが使えなくなる?

近年話題の格安SIMですが、格安SIM事業者はユーザーに「iOS 9のアップデートは控えるように」と呼びかけを行っています。

なぜこのような呼びかけが行われたかというと、iOS 9では一部の仕様が変更されたため、今まで通りの通信設定では通信が行えなくなってしまう可能性があるから。

そのためiOS 9に対応した新たな通信設定を配布して、iOS 9でも使えるようにした大手の格安SIM事業者もありますが、それでも完全に動作確認が終わるまではiOSのアップデートは控えるように呼びかけています。

そんな事情もあって、iPhoneを売るとき最新のiOSだと買取り価格が下がる事が多く、iPhoneを売ろうと思っているユーザーもアップデートを控える傾向が多いとか。

低価格で使用できることで人気の格安SIMですが、最新のアップデートにすぐ対応できないなど、キャリアに比べてデメリットも多くあるというのは覚えておきたい所ですね。

photo credit: iPhone Array via photopin (license)

まもなくiOS 9が配布されますが、三大キャリアを使っていてもアップデートによる不具合を嫌がり、あえてアップデートしないユーザーも多くいるようです。

確かに幻のiOS 8.0.1みたいな例もありますが、Suo Security社も最新のiOSにアップデートするのがセキュリティアップに一番効果的と述べているので、安心してiPhoneを使うためにも極力早めにアップデートするようにしてくださいね!

菊太郎はこう思う!
私は2時まで起きて、公開と同時にアップデートする予定です。セキュリティ強化も気になりますが、新機能も楽しみですよね。
参考:IT media

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