こんにちは、yumiです。
これまでもAppleを装ったフィッシング詐欺メールは多く出回っていましたが、今回のものはその中でも特に精巧に作られており、騙される可能性がかなり高そうです。
Appleから送られてくる本物の領収書メールにソックリで、ひと目では判断がつきにくいものとなっているので、見分けるポイントを知っておきましょう！
Appleの請求書を精巧に再現した詐欺メール
フィッシング対策協議会は「Appleを騙るフィッシングメールが出回っている」として緊急情報を掲載しました。
どうやらAppleの領収書を模しているようなのですが、パッと見だと本物なのか偽物なのか分からないですよね…。
本物はこんな感じ（Apple IDやクレジットカード番号が書かれた請求先などはモザイク処理しています）。
よくよく比べてみると、本来は「領収書」なのに「請求書」と書かれていたり、偽物の方にはApple IDやクレジットカード番号など請求先の記載がなかったり、「￥マーク」が文字化けして単位がおかしくなっていたりと不審な点が見受けられます。
さらに本物は「支払いに不明な点があればiTunesサポートを確認して」との表記に留めているのに対し、偽物はわかりやすく「iTunesの支払いキャンセル」と書かれていますね。
この「iTunesの支払いキャンセル」をタップしてしまうと、これまた本物に似せて作られたサイトに飛びApple IDの入力を求められます。
さらに名前や住所、電話番号を始め、
クレジットカード番号や生年月日などすべての個人情報がとられてしまうことに…。
よく見れば怪しい…？と思っても、ひと目見ただけではなかなか判断がつかないほど精巧に作られている今回のフィッシング詐欺メール。
Appleの領収書メールが届いたら、
- 領収書が「請求書」になっていないか
- Apple IDは記載されているか
- クレジットカード番号など請求先が記載されているか
- おかしな日本語（￥マークの文字化け等）が使われていないか
などをきちんと確認し、リンクを踏まないように気をつけましょう！
