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【豆知識】自宅がバレる!?写真の「Exif情報」って何?

小技

ども!ともぞうです。

SNSに投稿した写真から自宅の場所がバレる!なんてよく言われる写真のExif情報。

と言ってもそもそもExif情報っていうものが何か、ご存じない方もいらっしゃるかと思います。そこで今回はExifとは何か?どんな情報が含まれているのか?などを詳しく解説したいと思います。

内容を理解してしまえば撮った写真のいろんなことが分かるので、ぜひ覚えてくださいね!

写真に含まれるExifとは何か?

写真のデータの含まれるExifとは、富士フィルムが開発した「Exchangeable image file format」の略称で、「イグジフ」もしくは「エグジフ」と読みます。

Exifには「撮影に使ったカメラの機種や撮影条件」などのデータが含まれており、撮影とともに写真データの中に記録されることで、後からどんな状況で撮影したのかなどがすぐに確認出来るという訳です。

このExif情報は今では一般的となっており、スマホでも撮影した写真データにももちろん含まれています。そこで気になるのがそのExifの中身!実際のExifのデータを見ながら解説していますね。

Exifに含まれるデータの中身

それではiPhoneで撮影した、こちらの写真のExif情報を見てみましょう。

と言っても、iPhoneからそのまま見ることはできません。そこで以前かみあぷでも紹介した『Loooks』を使って見てみると…はい、ずらっと出てきました!

上から順番に見ていくと、まず基本情報としては「写真のサイズ」「画像フォーマット」「ファイルサイズ」の3つ。

次が「カメラのメーカー」「カメラの機種」。今回はiPhoneで撮影したのでメーカーはApple、機種はiPhone 6になっています。

続いて並んでいるのが撮影条件。写真に詳しくない人にはちょっと分かりにくい内容ですが、「絞り」「ISO感度」「シャッタースピード」なども記録されていますよ。

その他には「ソフトウェア名」にはiOSのバージョン。「撮影日」「作成日」には撮影した時の日付が入ります。記録されている日時ははなんと秒単位まで。

そして重要なのがここ!「緯度」「経度」「標高」の項目です。なにやらよくわからない数字が入っていますが、地図上の座標値なんです。

『Loooks』ではそのまま地図を開くこともできるので、見てみると…撮影した場所が出てきちゃいました!

これが自宅で撮影された写真で「自宅でまったり」なんてSNSに投稿すると、一発で家の場所がバレてしまうという話のカラクリです。

いろんな情報が分かって便利なExifですが、そんな怖いことにならないようにする対処法を次に解説しますね。

 

Exif情報に位置情報を入れない/削除する方法

それではExif情報の中に位置情報を入れないようにする為、iPhoneの設定を変更していきましょう。

設定のプライバシー ⇛ 位置情報サービス と進むと、位置情報を使っているアプリがずらっと出てきます。

ここの中で標準カメラを探してタップ、許可しないにチェックを入れればOK。

試しにこの状態で撮った写真を先ほどの『Loooks』で見てみると、位置情報だけがN/A(データなし)になっているのでこれで撮影場所がバレることはありませんよ。

また、すでに撮影済みの写真のExif情報を消したい場合は、『Loooks』から全ての項目もしくは位置情報だけ削除することができます。

もしiPhoneに入っている写真の全てのExif情報を修正したい場合は、右上のメニューから先ほどと同じように全項目か位置情報かを選んで一括で処理することも可能。

こうやって対処法を知ってしまえば、もう怖いことはありませんね。

 

まとめ

中身を知ると色んなデータを後から確認できる便利さがある反面、個人情報になりうるデータも含まれているのがExif情報です 。

しかしながら、今回の記事で内容が分かってしまえば対処も簡単です。今まで気にされていなかった人は、一度iPhoneに入っている写真のExif情報を確認してみることをおすすめします!

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