Appleの「探す(FindMy)」機能はデバイスの紛失や盗難時に追跡できる機能です。
ホテルに滞在中に、AirPodsや財布などを盗まれた女性が、「探す」アプリを使って犯人の発見につながったことが報道され、話題になっています。
ホテルの従業員によって盗まれたAirPodsが「探す」アプリで発見!
カナダのCTVは、28歳のSahar Mohammadzadehさんがモントリオールのインペリアホテル&スイーツに滞在したときに、ルイ・ヴィトンの財布と現金がなくなっていることに気づいた窃盗事件についてレポート。
ホテルのフロントへ相談に行ったところ、スタッフは対応してくれなかったので、警察へ通報。
Mohammadzadehさんは、トロントの自宅に戻ったあと、所持品の時価相当の1500ドルの損害賠償をもとめるメールを送りましたが、ホテルは無視。
Mohammadzadehさんは、AirPodsも紛失していることに気づき、「探す」アプリで確認したところ、モントリオールのインペリアホテル&スイーツホテルで稼働していることを発見。
数日間観察を続けたところ、AirPodsが画面上のホテルと誰かの家の場所の2か所で表示され続けていることに気付き、Mohammadzadehさんは警察へ情報提供。
11月初旬、警察は地図に表示され続けた同じ住所の捜索令状を取得し、家宅捜索。
11月29日、Mohammadzadehさんは警察からメールを受け取り、盗まれたAirPodsがホテルの従業員の自宅から発見され、押収されたことを知りました。
Mohammadzadehさんは、12月16日、盗まれたAirPodsと、押収された証拠の公開を確認する捜査官からの手紙を受け取ったとのことです。
AirPodsは発見されましたが、盗まれた財布と現金は発見されていないとのことです。
警察は、「探す」アプリの追跡で犯人を見つけても、危険に巻き込まれる可能性があるので、自分で犯人を訪ねることはせず、警察へ通報するように警告しています。