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Magic Keyboardには問題がある?iPadの充電を過剰に消費していると多数の声

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iPad ProがよりPCに近くなるアクセサリーであるMagic Keyboard、MacBookのようにキーボードとトラックパッドを搭載し、独自のフローティングカンチレバーで今までにないiPadの見やすさを実現しているようです。

そんなMagic Keyboardはスマートコネクタ接続でiPad Proからも給電できるようになっているのですが、どうやらこの機構に問題が多発しており不具合ではないか?と噂になりはじめているようです。

異常な電力消費

先日発売されたiPad ProをMacBookのようにするMagic Keyboardは、ケースにiPad Proを物理的に接続するだけで様々な設定を自動的に行い、すぐ使えるようになるApple純正のキーボードケースです。

トラックパッドを搭載する事でiPadに触れなくても様々な操作を可能にし、フローティングカンチレバーで好きな高さ・角度でiPadを固定できるので、ユーザーの好みに合った表示位置を実現できています。

高価ながらかなりの注目を集め、多くのメディアやファンがMagic Keyboardを購入しレビューなどをリリースしているのですが、最近その中に「Magic Keyboardに接続するとiPadの充電が異常なスピードで減る」という話が何件も出てきています。

実際にAppleのフォーラムで問題提起され、iPad系メディアでは数週間によって検証なども行われており、このサイトでは最終的に初期不良として取り扱われ新品交換に至ったと説明されています。

検証した内容をかいつまむと、OSバージョンの違いで消費量に差が出るか確認したり、同時発売されたSmart Keyboard Folioとバッテリー消費を比べたり、Magic KeyboardのバックライトをON/OFFして消費量を比較したり、音楽を再生した場合の消費量と比較したりしています。

顕著な例を挙げると、iPadのスピーカーで5時間動画をストリーミング再生した場合45%の充電が消費されたのに対し、Magic KeyboardのバックライトをOFFにして2時間タイピングすると25%ほど消費しており、結果的に5時間iPadのスピーカーで動画をストリーミングするよりも、5時間Magic Keyboardでタイピングする方が17.5%も多く電力を消費しています。

100%の状態から動画ストリーミングで10時間ちょっと使用できるのに対し、Magic Keyboardを使うと8時間も使えないというのは、はっきり言って異常な電力消費と言えますね。

Appleがこれらの結果を受け入れ新品交換している点を考えるとこの充電消費は異常であり、交換品では異常な充電消費が解消されたそうで、キーボードのハードウェア側に何らかの不具合がある事が濃厚だと考えられています。

まとめ

ちなみにキーボードのバックライトをOFFにするよりも25%の輝度で使用する方が充電消費が少ないそうで、バックライトを点けた方が電力消費が少なくなるという逆転現象も確認されているそうです。

一部のメディアでは購入者の30%ほどにこの現象が確認できるとのアンケート結果も出ており、もしかしたら近日中にAppleがこの不具合を認め何らかのサポートを展開するかもしれません。

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