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子供にiPadを与えるのは本当に危険?最新の研究から答える5つのFAQ

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子育てにおいて親が子供にスマホやタブレットを与える事が度々問題視され、一方では「育児放棄」もう一方では「学習になる」など賛否両論となっていますね。

これらの意見は研究に基づいた意見ではなく経験則や憶測がほとんどなのですが、では実際に子供にiPadを与えてしまうのは本当に危険なのでしょうか?

iPadは本当に子供に悪影響なのか?

発売当初こそ満足のいくサンプル数の研究は少なかったのですが、多くの意見から子供の発育とiPadなどのデバイスの因果関係を検証する研究が進められ、最近ではたくさんの確度の高い研究結果がリリースされ始めています。

今回は育児とiPadの利用について特に質問の多い5項目について研究を加味した回答がリリースされていましたので、ご紹介させていただきます。

iPadよりも本を読ませるべきでは?

答えはNOです。最新の研究結果では本を読む子供よりもiPadで遊んでいる子供の方が記憶力や理解力に優れている、という研究結果が発表されています。

これは本を読むという作業が、iPad上では触れるたびに何かしらのアクションが発生しただ読み取るだけではなく、常に音やアニメーションなどの感覚と共に記録される事が起因しているようで、結果的により知識を得ようとiPadという無限の絵本を読み漁るようになるためのようです。

子供の発育に悪影響があるのでは?

答えはNOです。世間では肥満や子供のうつ病がiPadなどのデバイスが原因であると言われていますが、複数の研究の結果子供の発育にiPadが直接関係しているとは言えない事がわかっています。

子供が何かに夢中になってコミュニケーションを怠るのはiPadに限らずどんなものでも起こり得るので、親は適切なタイミングで子供にコミュニケーションを図るようにすれば何も問題はないでしょう。

何歳からタブレットを持たせる?

前述の通り子供にiPadなどのデバイスを与えることによって直接的な悪影響がある事は最新の研究で明らかとなっており、タイミングは完全に親次第のようです。

1,000人の子供にタブレットを与えた親にヒアリングしてみると、27%の親は9〜11歳の頃に、26%は6〜8歳の頃にタブレットを与えたそうで、小学校に上がる頃には子供に自分のタブレットを持たせている親が半数以上いる事がわかります。

小さな子供にiPadを与えても良い?

未就学の子供へのiPadのようなタブレット使用はWHOが警告を出しており、使用する事自体に問題は無いとするものの4歳以下の子供には1日1時間以上使用しないよう呼びかけています。

これは画面の光が睡眠を阻害する事を懸念した警告であり、また未成熟な子供が体を自由自在に動かせるよう体を動かす時間を減らしてしまう事への危惧との事です。

飲食時もiPadを持たせて良い?

答えはNOです。食事をする際に親と一緒に食事を摂る事はあらゆる健康発達指標に関連付けられており、飲食時はiPadを手の届かない場所に移動し一緒に食事をする事が推奨されています。

食事以外の時でも家族で交流する場面ではiPadに夢中で参加しなくなってしまう可能性があるので、コミュニケーション能力などの発達の為にも適宜iPadを取り上げる必要があると言えるでしょう。

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