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小さいのにPCも充電可能!新技術「窒化ガリウム充電器」とは

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ANKER

なかなか進化しないスマホの充電事情、今回紹介する「窒化ガリウム充電器」によって大きく変わるかも知れません。

この「窒化ガリウム充電器」は端末側の対応に関係なく、高速でハイパワーな充電を可能にした新規格です。

今回はこの新規格によって充電器がどのように変わるのか解説いたします。

「窒化ガリウム充電器」ならスマホもPCも充電可能

今回紹介する「窒化ガリウム充電器」とは、内部基盤のシリコンを窒化ガリウムという結晶物質に置き換えた充電器の事で、窒化ガリウムは一般に青色に光るLEDの事です。

シリコンを窒化ガリウムに置き換える事で、一般的なスマホ充電器のサイズ感では不可能な電圧を取り扱えるようになり、サイズ感はスマホ充電器なのにPCの充電も可能にするほどの高出力を実現します。

「どうせ商品化しない」なんて声が聞こえてきそうですが、すでにスマホ充電器でお馴染みのAnkerが開発・発売しており、日本でも普通に使用できる状態となっています。

Ankerからリリースされている

Ankerの「PowerPort Atom PD 1」は税込み3,499円と少し値が張りますが、iPhoneに付属しているアダプターより一回り大きいくらいのサイズ感で、なんとiPhone XSを30分で50%ほども充電できてしまうんです。

また冒頭で述べた通りPCも充電可能で、最大30Wもの高出力でパワフルかつスピーディーな充電でMacBookなども使用できるとの事。

Apple純正の30Wアダプターが税込み5,184円となかなかの金額ですから、MacBookを持ち歩くような人なら外出用に買っておいても損がない、どころかちょっとお得な商品となっています。

まだまだ新技術なので値が張る商品ですが、シリコンから窒化ガリウムに業態自体が素材変更するようになれば、もっと一般的に普及し値段も手ごろになるかも知れませんね。

今の充電器や充電スピードに不満がある方は、この「窒化ガリウム充電器」を購入するのも良いかも知れません。

まとめ

窒化ガリウムはシリコンよりも熱伝導率が良く放熱性にも優れており、高温での動作も安定しているとあって非常に充電器向きな素材として注目されていたそうですが、実用化にはかなり時間がかかってしまっていたそうです。

最近はスマホの充電池も大容量化していますし、コンテンツの影響もあって消費スピードも速いですから、「窒化ガリウム充電器」が業界のスタンダードになる日もかなり近いのではないでしょうか?

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