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スマホゲームのし過ぎで失明!? 恐怖の網膜動脈閉塞症とは一体どんな病気なのか

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ゲームのし過ぎで親に、「ゲームばっかりしてると目が見えなくなるよ!」と言われた事のある人はいますか?

あくまで子供にゲームばかりさせないための方便だと思われていたこの言葉、なんとスマホゲームのやり過ぎで現実のものになってしまったそうです…。

適度に目は休めましょう

中国広東省に住む21歳の女性は10月1日、とあるスマホゲームを24時間ほぼノンストップでプレイしていました。

彼女の話によれば仕事が休みだったので、午前6時に起きてゲームを開始し午後4時頃までノンストップでプレイ、簡単な食事と仮眠をとりゲームを再開し、結果的に翌午前1〜2時までプレイしていたそうです。

そんな彼女を見て両親はいつも「ゲームばっかりしてると目が見えなくなるよ!」と注意されていたそうですが、やがてそれは現実のものとなります…。

彼女はずっと画面を見つめていた為に気づいていなかったのですが、なんとこの時点で右目が見えない状態になっていたのです。

慌てて病院に駆け込むも時既に遅く、彼女の右目は完全に失明してしまっており、彼女の証言から医師は「網膜動脈閉塞症」だと診断しました。

この「網膜動脈閉塞症」とは網膜にある血管がなんらかの原因で閉塞し、血液の供給がストップする事で網膜の神経細胞が死滅、視野の欠損や失明など重度な視覚障害を引き起こすとても恐ろしい病気だったのです。

「網膜動脈閉塞症」が発症した場合、およそ1時間で血液の供給がストップした部分の神経細胞は死滅、自覚症状が発生した時点ですでに供給がストップしてかなり時間が経っているものと考えられます。

具体的な対処は病院で処方される薬を服用するか眼圧を下げる手術、応急処置として眼球マッサージくらいしかなく、現実的な話自覚症状が発症した時点で絶望的と言えるかも知れません…。

今回の件は単に「スマホゲームのし過ぎ」が原因なのではなく、それに伴う長時間の極端に不摂生な生活に問題があったと考えられ、何にのめり込むにしても食事や睡眠などを疎かにしてはいけない、というのが教訓になります。

たしかにスマホのゲームには非常に面白いものが多いですが、食事や睡眠を犠牲にし体に重大なダメージを残す可能性もありますので、ほどほどに休憩を挟むよう心がけましょう…。

まとめ

この「網膜動脈閉塞症」は若者が滅多になる病気ではないそうで、それも相まって診断には時間を要し、結果的に彼女の右目の視力がもう戻らない事を決定付けるものとなってしまいました。

目に違和感などを覚えたら必ず休憩し、まぶたの上から指で優しく目をマッサージする、医師に相談するなど早期対応を心がけましょう。

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