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Apple Parkの影響で地価が倍以上に!アミューズメント施設以上の経済効果らしい

ニュース
New York Times

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

その変わった外観とサイズ、構造などで度々ニュースになるApple Park、続々とApple従業員の引越しも行われているそうで完成まであと数ヶ月といったところのようです。

新しいAppleの本社施設であるApple Parkなのですが、どうやら施設建造による経済効果はアミューズメント施設を建造した時以上の効果があると言われているんだとか。

家賃が高騰している例も

まるで宇宙船のようだと言われるAppleの新社屋Apple Park、外観はほとんど完成しており現在はその周辺施設や植樹作業が進められていて、年内には正式稼動する事が宣言されていますね。

Apple Parkでは12,000人以上の従業員が働く事が予定されており、彼らが引っ越してくるだけでも相当な経済効果がありそうですが、周辺地域が95個もの新しい開発計画を続々とスタートさせるなど市長も驚きの効果があるようです。

例えばApple Parkのすぐ近くには巨大な商業複合施設が2016年に開業したり、現在は120店舗展開予定の繁華街が作られたりしているなど、シムシティ並のスピード感でさまざまな商業施設が展開されているとの事。

市長によれば「未だかつてこのような事態は例が無い」との事で、その経済効果は市長を喜ばせる一方で別の効果の心配もされています。

一番わかりやすい別の効果とは「地価の高騰」でそれ自体は嬉しい事ですが、それがあまりに顕著だと逆に「地価が上がりすぎて買い手がつかなくなる」という事態を引き起こしかねません

付近に2011年時点で75万ドル(約8,500万円)のかなり大きめな一軒家があるのですが、通常経年によってその価格はどんどん下がっていくはずなのに現在は倍以上の価格設定に高騰しているそうで、元々住んでいる人はラッキーですが移り住んでくる人はその価格にビックリする事になるでしょう。

ただそのラッキーな住人も地価が上がってラッキーなだけではないそうで、Apple Park建造に関して様々な問題に直面している方もいます。

877軒の周辺住民が抗議を起こした例があり、その抗議内容は「数年間鳴り続ける早朝の工事騒音」「予期せぬ道路の閉鎖」「車に建設用粉塵が付着」などなど、お世辞にもみんながハッピーな状態とは言い難いですね。

地価高騰によって潤沢な資金を経た一部の住民は、別の静かな地域への引越しを行っているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

具体的な経済効果の試算は出ていませんが、周辺の地価が2倍以上に高騰し大型商業施設が続々建造され、他に95個の開発プロジェクトも進行中と、下手なアミューズメントパーク建造よりもはるかに大事になっているのがわかりますね。

静かな余生を求めてクパチーノの家を買った人には本当に不幸な話ではあるのですが、2倍以上になった資金でもっと静かで良いところに引っ越して、幸せな生活を送って欲しいところではあります。

LINEMOLINEMO
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