記事内にアフィリエイト広告が含まれます

スマホはいずれパスポートになる?アラブで世界初の「パスポートアプリ」が誕生

ニュース

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

日本では独自の個人番号「マイナンバー」がスマホで管理できるようになるなんて噂がありますが、ドバイはその先を行っているようです。

この度ドバイでは「UAEWalletアプリ」と呼ばれる電子パスポートを、世界初となる運用に踏み切りました。

もちろん問題もある

ドバイが運用を開始した「UAEWalletアプリ」とは、アラブ首長国連邦国籍の人間がドバイ国際空港から出発する際、パスポート代わりにiPhoneを利用できるようにするアプリ

出入国審査場はもちろん、eゲートのような自動ゲートでも利用できるとのことで、旅行時に混雑しがちな出国審査を手早く済ませられる事が期待されています。

利用する際には指紋認証を必要としており、スマホを盗んだからといってそのパスポートを他人が利用することはできないようになっているとの事。

またアラブ首長国連邦版のマイナンバーとも言うべき「エミレーツ・アイデンティティ・オーソリティ(EIDA)」も登録できるので、スマホそのものを身分証明書として利用することもできるそうです。

ちなみに「UAEWalletアプリ」は旅券情報もリンクしているそうで、このアプリ1つで座席番号、フライト番号、フライト時刻なども確認する事ができるんだとか。

しかしこれはあくまで「アラブ首長国連邦国籍の人間がドバイ国際空港から出発する際」に限られた話で、他国へ入国する際はいつものパスポートを提示しなくてはなりません

せっかくスムーズにドバイ国際空港を出発できるのに、入国する際はいつもと同じ手間がかかるというのはなんか損した気分になりますね。

アラブ首長国連邦はこの件とは別に「市民が入国前のビザ要件を必要とせずにすべての国に入国できるようにする」外交を行っているそうで、これが実現すれば彼らはiPhone1つでどんな国にも行けるようになります。

アラブ首長国連邦だけでなく世界で協力してスマホによるパスポートを有効化すれば、もっと入出国がスムーズになるんでしょうね。

まとめ

いかがでしたか?

日本でもマイナンバーをスマホで利用できるようになるような話がありますが、今回の件のように有用さがわかりやすいものだと良いですね。

まだ出国時にしか使えない「UAEWalletアプリ」ですが、入国審査時でも使えるようになれば各国も開発を始めるかも知れません。

LINEMOLINEMO
タイトルとURLをコピーしました