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ロシアがLINEの利用を禁止!その理由は「ユーザーにとってLINEが安全」だから?

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

最近ビジネス特化型SNSの『LinkedIn』を遮断したロシアですが、なんと先日から『LINE』などの一部メッセージも遮断する事態となっているようです。

情報漏洩などが問題視されているからかな?と思ったら、どうやら全く別の理由での遮断だったんです。

コンタクトデータの提出義務

今回ロシアで遮断措置が取られたメッセージアプリは、『LINE』『ブラックベリー・メッセンジャー』『Imo.im』『Vchat』の4つ。

普通に考えて「国が主導でアプリの使用を禁じる」場合、情報漏洩の可能性などを憂慮したものだと思いますよね?

しかし今回の遮断は、ロシアの通信情報技術マスコミ監督庁がメッセージアプリに要求する、「コンタクトデータの提出義務」を満たしていない事が理由でした。

この義務とは簡単に要約すると、「半年間以上の通信内容の保存とロシア当局への情報提供」であり、犯罪など何かあった場合はその保存されたユーザ情報などを、要請に応じてロシア当局に提出する必要があるとの事。

乱暴な言い方をするなら、「顧客のやりとりをロシアに出せ」というもので、今回遮断された『LINE』などのアプリはこの基準を満たせなかった事になります。

しかし逆に考えると、ロシア国内で使えて日本でも使えるメッセージアプリは要するに、「顧客情報を運営側で閲覧でき要請があれば関係機関に提出する事ができる」ということ。

以前よりこういったメッセージサービスは「暗号化されてて運営側でも見ることはできない」とされてきていますが、今回の件を見る限りその常識は誤った認識である事が伺えます

よく「『LINE』は情報漏洩する」みたいな話を聞きますが、この件を見る限りだと他のメッセージアプリよりも「メッセージ内容を運営が見られる」可能性は低く、「ユーザのやりとりを保存し続けている」可能性もかなり低いことになります。

メッセージアプリを使うことにそもそもリスクはあるのですが、この件を見る限り『LINE』は比較的安全なようにも思えますね。

まとめ

いかがでしたか?

ロシアのこういった動きは今後も強化されていく見通しで、ビジネスパートナーがロシアにいる人などは大変な迷惑になっているそうです。

現状『Twitter』『Facebook』『Instagram』は利用できるそうですが、今後はこれらのアプリも遮断される可能性は十分にありえますね。

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