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Evernote社員がノートを無断で見れるよう規約変更!と思ったら批判受け速攻撤回

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

今年6月に有料プランの値上げ、無料会員の端末数制限などを行い迷走中のEvernote。

なんと突然プライバシーポリシーに関わる規約変更を掲げ、翌日に撤回するウルトラCを決めました。

史上最悪のプライバシーポリシー

12月15日にEvernoteは「プライバシーポリシーの更新に関するお知らせ」を発表し、2017年1月23日より適用される旨の知らせを公開。

この内容を見たEvernote利用者から非常に多くのクレームが殺到、翌日に説明を追記、その数時間後に撤回する事となりました

問題点はザックリ要約で「Evernote社員が保存されたノート見れるようにするよ」というもの。

企業で機密情報を保存しているところもあれば、個人で各種パスワードなどを保存したりしている人もおり、普通に考えて誰もが「ふざけんな!」と言いたくなるモノですね。

Evernoteはこのプライバシーポリシーの変更について「機械学習テクノロジーが正しく機能していることを目視確認するため」としており、おそらくAIを積んだ機械学習が、参照したノートと整合性の取れる結果を出しているのか確認するのが目的。

この時点で「機械学習テクノロジーはユーザのノートを検閲」「それを人間が目視確認」という2つの大きな問題がある事がわかります。

また、ノートの検閲についてオプトアウト(提供停止)する事は可能なものの、なぜか「Evernoteの機能を最大限活用できなくなる可能性があることをご留意ください」と続け、オプトアウトしないよう求めている印象を受けます。

しかも「こちらの手順に従ってデータをエクスポートし、Evernoteサービスを脱退することも可能です。」と強気にエクスポート方法を紹介

利用者からすれば「データ見られるか、退会するか選べ」と言われているようなもので、かなりのクレームが殺到した事が伺えますね。

これを受けて個人企業問わず別のサービスへ移行したユーザも多いようで、Evernoteはデータやプライバシーに関する信頼、ユーザ達を大きく失ったものと考えられます。

翌日には撤回しましたが、きっと離脱した人たちは戻って来ないでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

海外では「史上最悪のプライバシーポリシー」とまで言われているようで、データを預ける先としてはかなり配慮にかけたものだったと思います。

各所から経営危機を囁かれているEvernote、もしかしたら立て直しきれずに消滅してしまうかも知れませんね…。

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