SNSもストーカー規制法の対象に?公明党が改正案を提出予定

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by yumi

こんにちは、yumiです。

音楽活動をしていた大学生、冨田真由さん(20)がファンに襲われ重体となった事件。

これを受け公明党は「ブログやTwitterなどのSNSで執拗にメッセージを送ること」もストーカー規制法の対象にしようと動き出しました…!

現状のストーカー規制法は…

東京都小金井市で音楽活動をしていた大学生、富田真由さん(20)が刺され重体になっている事件。

富田さんは以前より、犯人である岩埼友宏容疑者からのTwitterへの執拗な書き込みについて警察に相談していました。

しかし相談を受けていた警察は「直ちに危害を加えるような内容はない」とストーカー被害として扱わず…事件が発生。

一体なぜストーカー被害として扱わなかったのでしょうか?…その理由は「TwitterなどのSNSは”つきまとい”の定義に含まれていないから」でした。

ストーカー規制法とは

ストーカー規制法は「つきまとい行為を反復して行うこと」を規制する法律で、2000年に初めて施行されました。ここでいう「つきまとい行為」は、

  • 自宅や勤務先、学校などでのつきまとい、待ち伏せ、見張り、押しかけ
  • 見ていることを告知する行為
  • 会うことや交際することを要求する
  • 無言電話、連続した電話、FAX、電子メール
  • 乱暴な言動
  • 汚物や動物の死体などを送る

などが定義されています。見ての通り、TwitterなどのSNSは対象となっていません。

しかし今回の事件からも分かる通り、今はSNSで簡単に見知らぬ人と繋がってしまう時代。公明党は「ブログやTwitter等のSNSで執拗にメッセージを送る行為」も”つきまとい”として含めるよう動き出しました。

またこの他にも、親告罪から非親告罪(※1)にすることや「懲役6ヶ月以下もしくは50万円以下の罰金」という罰則のさらなる厳罰化を目指すとのこと。

※1 非親告罪=被害者の告訴を経ることなく公訴を提起できる犯罪

もちろん今回の改正法に関しては良い方向に向かっているとは思いますが、いつも「なにか大きな事件が起こってから…」と思ってしまうのは私だけでしょうか…(;´Д`)

2014年に行われた「ストーカー規制のあり方」を議論した警察庁などによる有識者検討会の会議の報告書では「SNSを利用したつきまとい行為は今後、一層の増加が見込まれる。速やかに法律による規制対象とするべき」と提言されていたのにも関わらず、法改正は実現しませんでした。

もしこの時に法改正されていたら今回の事件は起こっていなかったのでは…と考えてしまいますよね。政府には後手に回らず、時代に即した素早い決断をしてくれることを願わずにいられません。


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