【豆知識】Appleの中国びいきが止まらない!?スペシャルイベントの随所で見せたAppleの戦略とは…

更新日:

by yumi

こんにちは、yumiです。

先日行われた、Appleのスペシャルイベント。Apple Watchや新MacBookの発表以外に日本のAppleファンを喜ばせてくれたのは、発表前の噂で「入らないのでは…」と言われていた”Apple Watchの第一次販売国”に日本が無事「入る」と発表されたこと!

日本はiPhoneシェア率世界一を記録したこともあるので、Appleもそういった点を鑑みてくれたのかもしれません。

…が、そんな日本よりも、さらには本拠地であるアメリカ以上にAppleが重きをおいているのは、どうやら中国のようなんです。それがスペシャルイベントの随所で垣間見れたと話題になっていますよ…。

イベントの幕開けは中国から

先日行われたAppleのスペシャルイベント、その幕開けは中国の西湖にオープンしたApple Storeからでした。

オープン時の熱狂を伝え、VTR後に登壇したCEOティム・クック氏もそのApple Storeの素晴らしさを紹介。

現在、21ある中国のApple Store(香港の3店舗を含む)を、来年までに40店舗にすると発表をしていました。

現在、世界では450以上のApple Storeがありますが、Apple本拠地のアメリカを除くと各国の店舗数がこちら。

  1. イギリス:37店舗
  2. カナダ:29店舗
  3. オーストラリア:21店舗
  4. フランス:17店舗
  5. 中国:21店舗(香港の3店舗を含む)
  6. イタリア:14店舗
  7. ドイツ:13店舗
  8. スペイン:11店舗
  9. 日本:8店舗

(参考元:Wikipedia

以下スイスとオランダに3店舗、ブラジルとトルコに1店舗ずつありますが、40店舗となるとイギリスの37店舗を抜くことに。

イギリス、カナダ、オーストラリアという英語圏の国以上の店舗数になるとは驚きですね…。

そしてApple Storeの店舗以外にも、スペシャルイベントではさらに”中国を重要視している”と思える一幕が。

メッセージアプリが『WeChat』

それはイベント中盤、「Apple WatchではSiriも使えるよ」というデモンストレーション後に見られました。

Siriにリマインダーを頼んだ直後「おっと、メッセージが届いたな」と開いたアプリは、なんと中国大手IT企業が提供している『WeChat(中国名:微信)』

『WeChat』は英語や日本語を含む18言語にこそ対応しているものの、4億人を超えるユーザーの8割は中国のユーザーと言われています。

日本では『LINE』が圧倒的人気ですが、Apple本拠地のアメリカやイギリスなどのヨーロッパ各国で主に使われているのは『WhatsApp』で、こちらも4億人を超えるユーザーがいると言われています。

photo credit: iOS / iPhone via photopin (license)

中国以外ではあまり知名度のないアプリを、各業界から注目されるAppleのスペシャルイベントでデモンストレーションするとは…やはりAppleは中国を一番重要視しているとのことなのでしょうか?さらにイベント終盤にも…

第一次販売国の9ヶ国に…

当初は「日本は入らない」と噂されていたApple Watchの第一次販売国。蓋を開けてみれば、日本を含め以下の9ヶ国となりました。

  • オーストラリア
  • カナダ
  • 中国
  • フランス
  • ドイツ
  • 香港
  • 日本
  • イギリス
  • アメリカ

見ての通り、中国が名を連ねています。

前回、iPhone 6/6 Plusの第一次販売国(2014年9月19日)は、

  • アメリカ
  • イギリス
  • オーストラリア
  • カナダ
  • フランス
  • ドイツ
  • 香港
  • 日本
  • プエルトリコ
  • シンガポール

の10ヶ国。そして一週間後の第二次販売国(9月26日)にも中国は含まれず、10月17日にようやく販売されました。

それから考えると、今回のApple Watchで第一次販売国に名を連ねるというのはスゴいことですよね。

一体なぜAppleは中国をここまで重要視しているのか、それはやはり中国の人口の多さが関係していそうです。

Appleが中国を重視している理由とは…

IT Proによると中国でのAppleのシェアは12%超、そして2013年の調査では中国は世界で最もスマホユーザー数多く、その数は4億3,610万人と言われています。

単純に計算すると4億3,610万人✕12%で5,233万2000台に…。

2013年に行われたスマホ販売シェア調査で2013年9月〜11月の3ヶ月間を見ると、日本国内でのiPhoneの普及率は69.1%と世界一位。

しかし日本のスマホユーザー数は4,050万人で、4,050万人✕69.1%=2,798万5,500台で中国の約1/2。

さすがにAppleの本拠地であるアメリカは、スマホユーザー数は1億4,390万人と中国に次ぐ多さで、Appleの普及率は50.3%。1億4,390万人✕50.3%=7,238万1700台と、中国よりも2,000万台ほど上回っています。

…が、これは2013年のデータ。

iPhone 6/6 Plusが爆発的に売れている中国では、スマホユーザー数が2013年より増えていると考えるのが妥当で、アメリカの販売台数を中国が抜く日もそう遠くないと考えられます。

そして世界の経済状況を考えても日本を含む多くの国が不況にあえぐ中、中国は右肩上がりの成長を遂げ続けており、留まるところを知りません。

そうした好景気からか、日本でも知られている高級ブランドを次々と買う「中国人の爆買い」を見ると、100万円を超える最高級モデルApple Watch Editionの主な顧客層は中国人なのでは…とも考えられます。

こうしてデータを見ると、Appleがスペシャルイベントの随所で見せた「中国びいき」は、企業として当たり前の戦略なのかもしれません。

ただApple製品にソックリなものを作ったり、多くのリーク情報を漏らしている中国…と考えると、複雑な気持ちになってしまいますね…。

何はともあれ、Apple Watchの発売まであと1ヶ月強。一体どの国で一番売れるのか、Appleの戦略は正しかったのか、それももう少しで分かりそうです…!

iPhoneをチェックする

 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

人気記事

ランキングの続きを見る


関連記事