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マイナンバーも指紋も虹彩も必要!鉄壁のセキュリティを誇るスマホがインドで登場

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The Indian EXPRESS

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

この度インドで生体認証が搭載されたスマホが発表されたのですが、なんとインド版マイナンバーと連携する端末なんだとか。

このマイナンバー連携は一体どのように利用され、どのような効果を生み出すのでしょうか?

日本とは異なるインドのマイナンバー

このスマホの話をする前に、簡単にインドでのマイナンバー『Aadhaar(アドハー)』について説明したいと思います。

日本のマイナンバー制度が強制発行の「国民総背番号」であるのに対し、『Aadhaar』はあくまで自己申請、顔写真の他に「全ての指の指紋」「虹彩情報」といった生体情報も格納したかなり高度な制度

『Aadhaar』は無料で申請・発行する事ができ、運転免許証やパスポート、健康保険証のような身分証明証を持っている人が非常に少ないインドでは、まさに便利な自己証明手段となっています。

1番の特徴は「全ての指の指紋」「虹彩情報」といった生体情報を格納している事で、仮に他者がこの『Aadhaar』を利用しようとしても「指紋」と「虹彩情報」が合致しなければ使用する事は不可能という所。

そして今回ご紹介するスマホは、この『Aadhaar』と連携し利用者が本人であるかどうかを認証する「アイリスイメージセンサ」を搭載しています。

スマホは『Aadhaar』のIDに紐づけられると生体情報を取得、暗号化してチップレベルで保存することでそのセキュリティを確立、不正操作や情報の不正取得はほぼ不可能との事。

iPhoneや他のスマホでも指紋認証などの生体認証は搭載されていますが、その生体情報を『Aadhaar』から取得するのでスマホロックどころか不正契約なども防げるというのが素晴らしいですね。

このスマホは日本円にして約2万円、4.5インチディスプレイに1.5GHzのクアッドコアプロセッサ、1GBのRAM、8GBの内蔵メモリとかなりリーズナブル。

インドではすでに10億人以上が『Aadhaar』に登録・利用しているとの事で、以降も『Aadhaar』対応端末がリリースされるものと予想されます。

まとめ

いかがでしたか?

『Aadhaar』の事を調べていると、日本の身分証明書って思ったよりいい加減な本人確認をしているんだなぁ、と考えさせられました。

基本証明証に付いている顔写真と見比べるだけですからね、生体認証をもってはじめて身分証明とする『Aadhaar』のように、日本の身分証明証も生体認証なりしないと効果を発揮しないようにしないと偽装や偽造、それらを利用した犯罪は減らないんだろうと思いました。

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