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GAFAMの収益構造が分かるインフォグラフィックがおもしろいぞ

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knolskape.com

Visual CapitalistがGAFAM(Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)の収益構造をビジュアルで解説するインフォグラフィックのページを公開しています。

How the Tech Giants Make Their Billions

世界トップクラスの会社ですがそれぞれ収益構造は全く異なります。大変興味深いので売上げ順に紹介していきますよ!

Appleの収益構造

Appleの売上げはGAFAMの中で最も大きな2656億ドル(約29兆円)、純利益は595億ドル(約6.5兆円)です。

やはりiPhoneが売上げの主力になっていて全体の63%弱を占めています。

Appleは近年サービスに力を入れているものの、現在はまだ14%に留まっています。Macの売上げは9.6%なのでそれよりは遙かに大きいですね。

また売上げを地域別に分けるとアメリカ42%、ヨーロッパ24%、中国20%、日本8%の順になります。

iPhone人気の高い日本ですら売上げが中国の半分以下なのは意外でした。

Amazonの収益構造

Amazonの売上げはAppleに次ぐ2329億ドル(約26兆円)、純利益は101億ドル(1.1兆円)です。

Amazonのオンラインストアが全体の53%、AWSは11%、Amazonプライムのようなサブスクリプションが6.1%となっています。

オンラインストアの売上げは全体の半分程度なのですね…。

地域別の売上げはアメリカ69%、ドイツ9%、日本とイギリスが6%となっています。

Alphabet(Google)の収益構造

Alphabetの売上げはAppleの約半分の1368億ドル(約15兆円)で純利益はAppleよりも大きな307億ドル(3.3兆円)となっています。

後ほど紹介するFacebookと同様に個人情報を扱うサービスは高収益体質になりやすいのかもしれません。

売上げの70%がGoogle検索やYouTube等での広告で14.6%がアドセンスやアドワーズの広告となっています。

地域別の売上げはアメリカが46%、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)が33%、APAC(アジア太平洋地域)が15%です。

Microsoftの収益構造

Microsoftの売上げは1104億ドル(12兆円)で純利益は166億ドル(1.8兆円)です。

意外なことにWindowsの売上げは全体のわずか17.7%しかありません。

最も大きな収益源はOfficeの25.7%、Azureが23.7%、ゲームが9.4%、Bingが6.4%、Linked inが4.8%となっています。

売上げの柱を見事に分散している為、ちょっとやそっとでは会社が傾くことはなさそうですね。

地域別の売上げはアメリカが51%でそれ以外の地域が49%です。

Facebookの収益構造

Facebookの売上げはAppleの約4分の1の558億ドル(6兆円)ですが、純利益は221億ドル(2.4兆円)もあります。

約40%の純利益…Google以上の収益率ですね。

収益の98.5%がFacebook Adsによるものとなっています。

地域別の売上げはアメリカが43%、ヨーロッパが24%、アジア太平洋地域が21%となっています。

おまけ

GoogleとFacebookが個人情報を元に高収益体質になっているのは、このようなことが理由なのかもしれません。

個人情報おそるべし…ですね。

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