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自転車の「ながら運転」撲滅!オランダの新スマホ制御システムが単純だけど画期的

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

世界中で問題になっているながらスマホ、特に自転車や自動車でのながらスマホは歩行者を含んだ事故を発生させる為、スマホを開発・販売する会社には対応を求められていますね。

オランダでもながらスマホによる自転車事故が社会問題になっているのですが、とある仕組みを導入する事で根本からの撲滅を図っているそうです。

自転車側に装置を

日本では6月1日に道路交通法が改正され、イヤホンやスマホを利用した状態での自転車走行は禁止されました

しかし実際に取り締まられている所を見たり、あるいはそういった行為を控えている傾向は感じられないかと思います。

結局のところ利用者の良心に委ねられる部分が大きいので、そもそもそういった行為をしていた人が道路交通法の改正を受けてすぐさま自粛する、というのは到底考え難いですからね。

そういった行為が社会問題として大きく取り上げられているオランダではこの度、自転車そのものに工夫する事でながらスマホ運転を防止する動きを見せています。

その動きとは「自転車走行時を装置検知する装置と、走行時に通信を切断するアプリ」を利用するというもの。

これはオランダの電話会社KPNと交通機関が連携して展開しているもので、スマホにKPN側で制御アプリをプリインストールしておき、自転車側の装置が走行を検知した場合アプリ側からスマホの通信を切断します。

通信は緊急電話を除くすべてが遮断され、オランダでのスマホ自転車事故の主な原因であるSNSやメッセージサービスを利用不可にする事ができるので、事故発生の頻度を大幅に下げられるものと考えられています。

オランダで一定以上の効果が確認されれば、他の国の通信会社や交通機関も黙って見過ごすことはできなくなるでしょう。

そこまでしなくてはながらスマホを減らせないということ自体に人間の愚かさを感じますが、これで事故が減り死傷者が減るのであればなかなか良い動きかと思います。

まとめ

いかがでしたか?

日本で実施するなら「防犯登録」時に強制取り付け、取り付けされていない自転車による走行の禁止を行い、アプリも通信会社のプロファイルで強制プリインストールする、といった展開になりそうですね。

まぁ展開されても装置を壊したり取り付けなかったり、あるいはアプリをどうにか削除する人が出てくるんでしょうが、そういった人にはどんな規制などを行っても無駄なんでしょうね。

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