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iPhoneの処理効率が向上しバッテリーの持ちが良くなる?Appleが開発中の新チップとは

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

「Aシリーズ」や「Mシリーズ」といったチップを搭載したiPhone、Appleのさらなるチップ開発により処理能力やバッテリー効率が格段に向上するかも知れません。

人工知能のチップ開発に精通している匿名のリークで、Appleが新しいチップ「Apple Neural Engine」を開発している事が明らかになりました。

作業の分担による現状の負荷の解消

最近特に活発になってきているAI音声アシスタント事業、Appleは2011年と早期からSiriを運用していますが、現状AmazonやGoogleに遅れをとっていますね。

現行のiPhoneは「メインプロセッサ」と「グラフィックチップ」でSiriの複雑なプロセスを処理させているのですが、これにより他の動作との兼ね合いで高度で複雑な処理ができないような状態との事。

そこでAppleは人工知能プロセスを別のチップ、つまり現在開発中の「Apple Neural Engine」に任せて、今まで無理をさせていた両チップの負担とエネルギー消費を抑えるつもりのようです。

このチップはいわゆる「コプロセッサ」と呼ばれる補助チップのようなもので、多くの事を行えない代わりに特化した能力を発揮できるそうです。

Appleが独自開発したコプロセッサは何も「Apple Neural Engine」が初めてなワケではなく、冒頭で述べた「Mシリーズ」がまさにそれです。

「Mシリーズ」はiPhone 5sから搭載されており「加速度センサー」「ジャイロスコープ」「電子コンパス」からの情報を専属処理するチップで、モーションに関する処理を「メインプロセッサ」から切り離す事で間接的な処理能力の向上とバッテリー効率の向上を実現しました。

今回はこれをSiriとおそらくAR/MRの処理を専属で行わせ、「メインプロセッサ」と「グラフィックチップ」の負担を軽減しつつ、より高度なAIプロセス処理とAR/MR処理を実現しようというワケです。

AR/MR機能はiPhone 8にしか搭載されないともっぱらの噂ですが、仮にiPhone 7sシリーズに搭載された場合でもSiriなどの人工知能プロセスを「メインプロセッサ」と「グラフィックチップ」から切り離すだけで、かなりの処理能力向上と省電力化が期待できるそうです。

ちなみにこの件についてAppleは存在を否定するではなく「コメントを拒否」したため、かなり信憑性の高い情報だと専門家らは話しているんだとか。

まとめ

いかがでしたか?

たぶん「Aシリーズ」や「Mシリーズ」のように名称は変わるでしょうが、「Apple Neural Engine」が開発されているのはほぼ間違いないかと思います。

処理能力の向上とバッテリー効率の向上はなんとも嬉しい話ですが、また端末価格が上がりそうな情報だけに手放しでは喜べないですね…。

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