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おもちゃのテディベアが武器になる!? 11歳の天才少年がIoT実演警告

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

スマホを筆頭に目覚ましい進化を遂げているIT業界、今までは何の関係もなかった家電やおもちゃなどもIoT化し始め、あらゆるものがネットに繋がる時代に入ろうとしています。

そんなIoTについて11歳の天才少年ルーベン・ポール君が、サイバーセキュリティー世界フォーラムでIoTの危険性を説明、実際にその場でどう危険なのかを実演し専門家らを驚愕させました。

おもちゃのテディベアが武器になる

IoTデバイスのハッキングといえばネットからの遠隔が主だと世界単位で認識されており、繋がってる機器が家電やおもちゃの類なのでPCに比べかなり問題が軽視されているのが、IoTセキュリティの現状と言えます。

そんな中、先日オランダで開催されたサイバーセキュリティー世界フォーラムでルーベン君は、「インターネットを使わずにIoTデバイスを武器化」して専門家らを驚かせました

まずルーベン君は「IoTデバイスはどんなものも武器になる」と警告、多くの人の前で小型PC「Raspberry Pi」を使い会場内のBluetooth対応デバイスをスキャンし、会場内にあるスマホの電話番号を収集して見せました。

この電話番号にはフォーラムの高官のものもあり、Bluetoothから簡単に電話番号をハッキングして見せた事になります

次にルーベン君は「Python」で組んだプログラムと、Bluetoothを搭載したおもちゃのテディベアを発信源に収集した電話番号の端末にハッキング、スマホのライトを点滅させたり会場内の音声を録音したりしてみせました。

11歳の少年がBluetoothを利用し、セキュリティ専門家達のスマホを目の前でハッキング、何の害も無さそうなおもちゃのテディベアを武器化したのです。

これは大雑把に言えば「Bluetoothを搭載したIoTデバイスが近くにあればスマホをハッキングできる」という事で、「何の危険性もないハズのおもちゃがサイバー兵器になる」事を示唆しています。

またルーベン君は「このおもちゃが『この場所で会おう、君を迎えに行くよ』と言ったらどうなるか」と、心底恐ろしい悪用例も説明しました。

プレゼントにIoTデバイスを贈り遠隔で持ち主のスマホをハッキングする、といったサイバー犯罪が今後急増するかも知れませんね…。

まとめ

いかがでしたか?

今回はおもちゃのテディベアだけでしたが、これが最近各社が競ってリリースしているIoT防犯カメラとかだと簡単に盗撮盗聴できてしまう事にもなりますね。

何でもネットに接続するのは良いですが、その前にもっとセキュリティ対策等を進める必要がある事を実感させられます。

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