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ロシアで超深刻化…SNSでのゲームを通じて自殺する子供が半年で130人超え

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

スマホの普及によって気軽にネットにアクセスできる時代になりましたが、それに伴ってネット犯罪などの低年齢化なども問題になっているようですね。

北の大国ロシアではネットのSNSゲームを通じて自殺する子供が急増し、社会問題になっているそうです。

美化された自殺

2015年から2016年にかけて、ロシアの未成年者の自殺者数は57%上昇したという異例の事態を迎えています。

わかっているだけでも半年間で130人を超える未成年の子供が自殺しており、今年2月に事態を重く見たプーチン大統領が「未成年者の自殺防止に向けた措置を求める委任状」を政府に提出する事に

この自殺者らにみられる共通点ですが、この内少なくとも80人が「Blue Whale(シロナガスクジラ)」と呼ばれるSNS上のゲームをプレイしていたという事。

ゲームと言っても所謂テレビゲームなどのようなものではなく、現実の世界でミッションをこなすというもので、例えば「りんごを買って証拠写真をSNSに投稿する」といった類のものです。

このゲームが例のように穏やかなミッションなら何の問題もないのですが、問題は「50日目の最後のミッションが自殺」であり、そこに至るまでにどんどん危険なミッションが課せられるという点でしょう。

通常そんなゲームで人間は簡単に自殺などしない、あるいはできないでしょうが、そもそもこのSNSは「自殺に興味のある人間」が集うもので、「とある少女の死」が彼らの自殺を後押ししてしまっているのです。

その少女は2015年11月23日、シベリアの線路脇で走る列車と共に自撮りした写真をSNSに投稿した直後、その列車に飛び込み自殺しました。

その後撮影された彼女の礫死体写真は「Blue Whale」によって共有、シンボルとされ、「彼女のようになるまで追い込む」というスローガンが彼らの合い言葉となったそうです。

彼女は見事に50日目のミッションを達成し死亡、彼女の死は「特別なミッションを終えて死を迎える事で、別の世界に行く事ができ、そこで救われる」という美化された死のイメージに利用されてしまっているのです。

そして50のミッションは巧みに達成者を洗脳するような仕掛けが施されており、ミッションをこなす子供達はいつの間にか「死ぬ事で救われる」という、とんでもない思想を植えられる事になりました。

こういったSNSを運営していた男が身柄を拘束されてからは減少傾向にあるそうですが、それでもSNSでこの「美化された死」は蔓延っているそうです。

まとめ

いかがでしたか?

運営者は「死んじゃった子はマジになりすぎたというか、悪ふざけが行き過ぎただけだと思う」とまるで自分たちに非がないような素振りを見せており、そもそもこのゲーム自体が「PVを稼いで多額の報酬得たかった」という願望でできていた節があるそうです。

悪い大人が金銭を得るために子供達を自殺に追い込む、という人道にあるまじき行為が、もしかしたら私たちのすぐ側で起こっているのかも知れませんね…。

LINEMOLINEMO
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