こんにちは、SHANです。
皆さんはiPhoneのバッテリーの「充電サイクル数」や「有効容量」というものをご存じでしょうか?
実はiPhoneに搭載されているリチウムバッテリーは「使用する度に消耗していくバッテリー」なので、自分のiPhoneの充電サイクル数や有効容量を知っておくことで、iPhoneそのものを長持ちさせることができるんです。
せっかく買ったiPhone、充電について詳しく知り、末長く使えるようにしましょう!
充電サイクル数?有効容量?
iPhoneに搭載されている電池は、充電可能なリチウム電池という種類のもので、充電を繰り返す度にその容量が減っていきます。
そしてバッテリーの「充電サイクル数」とは、”充電器に繋いだ回数”や”100%まで充電した回数”でもなく、”容量丸々1回分を何回消費したか”という回数のこと。
「充電サイクル数」の数え方は100%の容量を全て使い切ること…要するに電池が100%から0%になることで”1サイクル”とカウントします。
例えば一度に100%を使い切らなくても、1日で50%を使い、2日目で50%を使えば合計100%となり、これで「1サイクル使用した」という計算になるわけですね。
Appleによると「iPhoneでは「充電サイクル」を500回繰り返すと、バッテリー容量が80%に減ってしまう」と発表されています(500サイクル=1日1サイクル使った場合:1年4ヶ月程度)。
そしてそのバッテリーの容量の名称を「有効容量(実容量)」と言い、500サイクル充電後の有効容量が具体的にどの程度なのか、Touch Lubさんで公開されていたのでご紹介します。
こうみるとやっぱりiPhone 6 Plusのバッテリー容量は凄いですが、500サイクル充電後はここまで減ってしまうんですね…。
ということで、充電サイクル数と有効容量についてご紹介しましたが、「実際、自分のiPhoneの充電サイクル数と有効容量が知りたい!」と思いますよね。実はあるアプリを使えばとっても簡単に知ることができますよ!
『Battery Doc』を使おう!
自分のiPhoneの充電サイクル数や有効容量は『Battery Doc』というアプリを使うことによって簡単に知ることができます。
アプリを起動し、下部メニューの「Healthy」という項目を選択すると、バッテリー状況がこのように表示されます。
上から順に、
- Total Load Cycles:充電サイクル数
- Current Capacity:現在のバッテリー残量
- Max Capacity:バッテリーの最大容量
- Cap Left(Compare to new):容量に対する、現在有効な容量の割合
となっており、実際のiPhoneの充電サイクル数と有効容量を知ることができますよ。ちなみに『Battery Doc』は他にも、メモリの使用状況やCPU負荷、ネットワーク速度まで調べることが可能となっています。
ということで、iPhoneを末長く使うためのバッテリー豆知識をご紹介しました。もはや自分の”相棒”とも言えるiPhone、バッテリーにも気を使ってあげたいですね!