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東芝がAppleの子会社に!?Apple、Foxconnなどとの共同入札を発表

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

今年2月の原発事業を巡った東芝巨額損失事件、自己資本がマイナスになる債務超過の可能性があるというニュースは、重大な事件として連日テレビで報道されましたね。

そんな崖っぷちの東芝を、Appleとそのサプライヤー企業が共同入札するとのニュースが舞い込んできました。

分社化予定予定新企業買収か

東芝は今年2月、原発事業の会計処理に不適切な対応があったという内部通報を受け、2月14日午後発表予定だった決算を3月14日まで延期しました。

この「不適切な対応」は(一応)現在調査中との事ですが、7,000億円規模の損失が計上される見込みのようで、最終的には4,000億円以上の赤字が決算報告されるのでは?と噂されています。

この赤字額は資本金2,000億円を大幅に超過しており、最悪経営破綻もあり得る状況です。

そこで東芝は対抗策として、4月1日に半導体事業を「東芝メモリ」という別会社に分社化・出資を募り経営破綻を回避しようという状態。

発表当初は20%程度の出資を予定していたようですが、それでは損失を補填できない上に買い手も付かないようで、50%以上の出資を募るだろうと専門家は睨んでいます。

50%以上の出資とはつまり事実上の会社売り渡しのようなもので、資産価値はおよそ2兆円、1兆円程度の資本が手に入る計算です。

そしてこの出資に飛びついたのがAppleとそのサプライヤーであるTSMCとFoxconn。

なんと共同出資して東芝を買収しサプライヤー化、現在iPhone等で使用されているSAMSUNG製のフラッシュメモリを東芝のものに置き換えようというのです。

もちろんまだApple、TSMC、Foxconnは共同出資に合意した段階で実際に出資・買収できるかは定かではありません。

他の多くの企業も「50%以上出資できるのであれば…」と目を光らせている状態です

まとめ

いかがでしたか?

早くても3月14日、遅くても3月いっぱいまでに東芝は決算と「東芝メモリ」の分社化、出資についてのアレコレを発表しなくてはなりません(3月いっぱいを超過すると上場取り消しのため)。

ちなみにSAMSUNG側にとってはかなり悪いニュースのようで、もしAppleにフラッシュメモリのサプライヤー契約を切られでもしたら、昨年の事件でただでさえ減収中なのにトドメになりかねないようです。

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