Appleの最初のAR/VRヘッドセットはReality Pro?ハンドトラッキングやMacの外部ディスプレイとして機能

Appleは拡張現実(AR)および仮想現実(VR)ヘッドセットを、6月に開催されるWWDC2023に先立って、春に発表することを目指していると伝えられています。
ジャーナリストが、AR/VRヘッドセットの機能について詳細をレポートし、話題になっています。
Appleの最初のAR/VRヘッドセットはReality Pro?
1,000人以上のチームであるAppleのTechnology Development Groupが、AR/VRヘッドセットの開発に、7年間を費やしてきました。
Appleの記事で著名なブルームバーグのマーク・ガーマン氏は、最新の記事で、AR/VRヘッドセットの機能などの詳細についてレポート。
ガーマン氏によると、AppleのAR/VRヘッドセットの名前はReality Proであると予想され、価格は約3,000ドルになり、Metaなどのライバル企業のデバイスの約2倍の価格になるとのことです。
Reality Proは、iPhoneやiPadで利用できる多くの機能を含むiOSライクなインターフェースがあり、ヘッドセットは接続されたMacの外部ディスプレイとしても機能します。
The headset’s FaceTime software will realistically render a user’s face and full body in virtual reality.
— Bloomberg (@business) January 23, 2023
Those avatars will allow two people — each with an Apple headset — to communicate and feel like they’re in the same room https://t.co/HzRQBwiNR4 pic.twitter.com/Eyq3SVykW4
Reality Proはユーザーの手と目を分析できる外部カメラを使用し、アイトラッキングとハンドトラッキングが可能で、ライバル企業のヘッドセットとは異なり、物理的なコントローラーに依存しないとのことです。
Reality Proには、ARとVRを切り替えるためのApple Watchに似たDigital Crownがあり、ARモードは仮想オブジェクトを現実世界に重ねますが、VRは完全な仮想環境を実現し没入感を高めます。
FaceTimeでは、ユーザーの実際の顔と全身がバーチャルリアリティでレンダリングされインタラクティブな会議が可能で、複数の参加者がいるFaceTimeでは、ミー文字などのあまり詳細でないアイコンが使用されます。
Reality Proは、過熱に対処するため、ケーブルで接続する外部バッテリーパックが搭載され、バッテリーは2台のiPhone14 ProMaxを積み重ねた位のサイズで、バッテリー寿命は約2時間です。
Appleは、DisneyやDolbyなどのメディアパートナーと共にVRコンテンツに取り組み、また、Apple TV+の番組や映画をヘッドセットで動作するように更新しているとのことです。
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