GoogleがWeb上のGmailのエンドツーエンド暗号化導入!Appleよりも先行して

Appleは先週、クラウド内のユーザーデータに対する脅威からの保護に重点を置いた3つの高度なセキュリティ機能導入を発表しましたが、メールは除外されています。
Googleは、ウェブ上のGmailでエンドツーエンドの暗号化を利用できるようになると発表しました。
GoogleがAppleに先行してWeb上のGmailのエンドツーエンド暗号化導入
Macworldによると、Googleは、Google Workspaceと教育機関のユーザーがウェブ上のGmailでエンドツーエンドの暗号化を利用できるようになることを、「Gmailのクライアント側暗号化を設定する(ベータ版)」として発表。
Appleは先週、NEWSROOMで、iCloudの高度なデータ保護が米国ではiOS16.2から利用でき、2023年から世界中で利用できると発表しましたが、以下のように述べてメールを除外しました。
カバーされていない主要なiCloudデータカテゴリは、グローバルな電子メール、連絡先、およびカレンダー システムと相互運用する必要があるため、iCloudメール、連絡先、およびカレンダーのみです。
クライアント側の暗号化は 、Google ドライブ、Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、Google Meet、Google カレンダー (ベータ版) ですでに利用できましたが、Gmailでも利用できるようになりました。
Googleは、「Gmailクライアント側暗号化のベータ版」を使用すると、ドメイン内外で暗号化されたメールを送受信できると伝えています。