Apple米国の貿易制限によりYMTCからのiPhone用チップ購入計画停止!Samsungから調達

Appleは、中国市場向けのデバイスでは中国企業のYMTCから供給されたNANDフラッシュメモリチップを使用することを計画していましたが、米国政府の貿易制限で購入計画を停止し、Samsungから調達するとのことです。
Apple米国の貿易制限でYMTCからのiPhone用チップ購入計画停止しSamsungから調達
MacRumorsによると、DigiTimesは、Appleが、米国政府の貿易制限により、YMTCからiPhone用NANDフラッシュメモリチップを購入する計画を停止し、Samsungから調達するとレポート。
Appleは以前、中国市場向けのデバイスではYMTCから供給されたメモリチップのみを使用し、iPhone用のNANDフラッシュメモリチップの最大40%をYMTCから調達することを検討していました。
10月米国政府は、YMTCを未検証リストに掲載、米国企業は、ライセンスなしで未検証リストにある企業と設計、技術、文書、または仕様を共有することはできず、YMTCが60 日以内に、必要な情報を米国政府に提供しない場合、輸出管理のブラックリストに追加され、米国企業との間のすべての取引が制限される可能性があります。
DigiTimesのサプライ チェーンの情報筋によると、Appleは2023年からYMTCの代替サプライヤーとしてSamsung Electronicsを使用するとのことです。
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参考:MacRumors