考えただけでiPhoneとiPadを脳制御する技術の臨床試験始まる!ALS患者などが参加

米メディアから、ユーザーが、自分のやりたいことを考えるだけでAppleデバイスを制御できるようにする、コンピューター脳インプラントの臨床試験段階にすでに入っていることがレポートされ、話題になっています。
考えただけでiPhoneとiPadを脳制御する技術の臨床試験始まる
theMacObserverによると、Semaforは、Synchron社が、企業で初めて米国食品医薬品局(FDA)からコンピューター脳インプラントの臨床試験の承認を得て、6人の患者を対象に臨床試験が開始されたことをレポート。
Semaforによると、「Synchron Switch」と呼ばれるデバイスは、血管を通して人間の脳の上部に外科的に埋め込まれ、思考だけでコンピューターデバイスを制御できるとのことです。
オーストラリアで臨床試験に参加している患者のRodney Gorhamさんは、Synchron Switchを使用してiPadを制御しています。
Gorhamさんは、ALSまたはルー・ゲーリック病としても知られる筋萎縮性側索硬化症を患っています。
Gorhamさんは、足をタップすることをイメージするだけで、iPadの画面をタップしたり、文字入力してメッセージを送信できます。
FDAが最終的にデバイスの使用を承認した場合、Synchron社は、障害を持つ人々にとって非常に有益になると考えているとのことです。