AppleのApp Storeで暗号資産の詐欺アプリ提供!出金できず1年で被害総額4270万ドル

Appleは、2021年1年間でApp Storeで160万の詐欺アプリなど問題のある新規アプリの拒否とアプリの更新を停止し、ユーザーを保護したと、以前プレスリリースを公表しています。
それでもAppleのApp Storeで、多くの暗号資産の詐欺アプリが提供されていると、FBIと米上院議員が調査しているとのことで、話題になっています。
AppleのApp Storeで暗号資産の詐欺アプリ提供
The Vergeによると、最近発表されたFBIレポートは、 1年以内に不正な暗号資産取引アプリからの詐欺で、244人の投資家が4,270万ドルの被害にあったと警告しています。
FBIレポートによると、詐欺アプリは入金はできても、出金できないとのことです。
この件に関し、米国シェロッド・ブラウン上院議員は、Appleのティム・クックCEOに対し、暗号資産取引アプリとウォレットアプリをApp Storeでレビューして承認するプロセスについて、書簡を送り調査を開始。
ブラウン上院議員は、アプリが「フィッシング」詐欺に変わるのを防ぐために、暗号資産取引アプリのレビューと監視のプロセスを詳しく説明するように依頼し、AppleとGoogleが偽の投資アプリについて消費者に提供した情報を探しています。
ブラウン上院議員によると、暗号資産取引アプリとウォレットアプリは、AppleのApp Storeを含むアプリストアを通じて一般に公開されているとのことです。
The Vergeによると、8月10日まで上院議員の調査要求に応じる必要があるとのことです。