M2チップ搭載MacBook Airの深刻なサーマルスロットリング改良動画が話題!10℃以上の過熱抑制

先週M2チップ搭載MacBook Airが発売されました。
M2チップ搭載MacBook Airの深刻なサーマルスロットリングを発見したYouTuberが、改良を加え、過熱を抑制できた動画が公開され、話題になっています。
M2チップ搭載MacBook Airの10℃以上の過熱を抑制しサーマルスロットリングを改良できた動画
M2チップ搭載MacBook Airで深刻なサーマルスロットリングを発見し、改良して過熱を抑制できたのはYouTubeチャンネル「Max Tech」のVadim Yuryev氏。
MacBook Airはファンレス設計であるため、M1モデルと同様に、サーマルスロットリングが発生すると、適切な動作温度を維持するために、重い処理中にパフォーマンスが低下します。
Yuryev氏が以前行ったCPUに高負荷をかける実験の結果、M2チップ搭載MacBook AirのCPU温度は108℃に達し、CPUの温度が上昇しすぎたときにクロック周波数を落として温度を下げるサーマルスロットリングが発生することを発見しました。
そこでYuryev氏、CPUの過熱を防ぐためにMacBook Airのマザーボードに15ドルのサーマルパッドを配置。
サーマルパッドを配置してからCPUに高負荷をかける実験を行ったところ、CPUの温度は97℃までしか上昇せず、改良されたMacBook Airは、M2チップを搭載した13インチMacBook Proのベンチマークを上回りました。
サーマルパッドがCPUから熱を分散させるのに役立ち、10℃以上過熱を抑制できました。
Macworldは、M2チップ搭載MacBook Airにこの変更を加えると、ほぼ確実にAppleの保証が無効になるので、自己責任でお願いすると伝えています。
参考:Macworld
写真:Max Tech/YouTube