Apple「ThinkDifferent」の商標権を喪失!欧州司法裁判所

Appleの象徴的なキャッチフレーズ「Think Different!」。
Appleは欧州司法裁判所の判断で、EU内での「ThinkDifferent」の商標権を喪失したとのことで、話題になっています。
Appleが「ThinkDifferent」の商標を喪失
Appleは1997年に有名な「ThinkDifferent」キャンペーンを開始し、フレーズをEU内の商標として登録し、1998年と2005年に再登録されました。
登録には、コンピューター、コンピューター端末、キーボード、ハードウェア、ソフトウェア、マルチメディア製品などが含まれていました。
2016年スイスの時計メーカーSwatchは、マーケティングで「TickDifferent」という類似フレーズを使用しているため、Appleの商標取消しを3つの欧州知的財産庁(EUIPO)に申請し、2018年に認められました。
その後Appleは、「ThinkDifferent」の商標取消しに対し控訴を続けていましたが、裁判所は10年以上の間「ThinkDifferent」が真に使用されていないと判断し、Appleの控訴はすべて却下され、EU内での「ThinkDifferent」の商標権を喪失したとのことです。
iPhoneがAndroidよりも再販価格が高い3つの理由!米メディアが分析
参考・写真:9to5Mac