AirPods使用時に子どもの鼓膜が破裂!原因は大音量の緊急警報

音楽を聴いたり、動画視聴時にAirPodsを利用する人は多いですが、米国でAirPods使用時に子どもの鼓膜が破裂した事故が発生したことでAppleと訴訟が発生し、話題になっています。
AirPods使用時に大音量の緊急警報が原因で子どもの鼓膜が破裂
MacRumorsによると、2020年にAppleのAirPods Proを使用していた12歳の少年は、大音量のアンバーアラートにより、鼓膜が破裂し障害を負ったとのことです。
アンバーアラートとは、米国で児童誘拐事件及び行方不明事件が発生した際、テレビやラジオなどの公衆メディアを通じて発令される緊急警報をいいます。
12歳の少年は、 AirPods Proを着用しながら、iPhoneでNetflixの映画を見ていたところ、警告なしに高音で大音量のアンバーアラートが鳴り鼓膜などの聴覚器官を損傷。
それ以降、めまい、耳鳴り、吐き気の発作に苦しんでおり、彼の右耳には永続的な難聴があり、補聴器を着用する必要があるとのことです。
MacRumorsによると、12歳の少年側は、AppleがAirPodsにアンバーアラートの音量を自動調節しない欠陥があり、またAppleからアンバーアラートに関する警告はなかったと主張しているとのことです。
日本では地震発生時に、緊急地震速報のアラートが発せられることがあるので、AirPods使用時には注意が必要かもしれません。
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参考・写真:MacRumors