iPhoneのAirDropを悪用した事件発生!飛行中に大パニックを引き起こす

AirDropは、iPhoneなどのAppleデバイスから近くの他のAppleデバイスへ画像を送信できる機能です。
今回、iPhoneのAirDropを使って、飛行中の航空機の中で大パニックを引き起こした悪質な犯罪についてレポートがありました。
飛行中に大パニックを引き起こしたiPhoneのAirDropを悪用した事件発生
iPhoneのAirDropを悪用した事件は、現地時間2022年5月10日、イスラエルのテルアビブで発生。
イスタンブールへ向かうAndoluJetの航空機が、テルアビブのBen Gurion空港の滑走路へ移動を開始したとき、乗客166人が飛行機墜落事故の悲惨な画像を受信。
機内は大パニックになり、1人の乗客が気を失い、別の乗客がパニック発作を起こしました。
飛行を開始した航空機は、直ちにBen Gurion空港へ引き返し、乗客と手荷物および機内のセキュリティチェックを行い、9人の容疑者が警察に逮捕されました。
当初は、インターネットを使ったサイバー攻撃だと思われていましたが、実際にはiPhoneのAirDropを使って画像送信を行ったことが判明。
容疑者は起訴されて有罪となった場合、虚偽の情報を広めた罪で最大3年の懲役が科せられる可能性があるとのことです。