ハッキングされているiPhoneの確認方法チェック項目7つ!3つの原因と解決方法

iPhoneがハッキングされた事件についての報道がときどきあります。
実際のところハッキングされていても、気づかないことの方が多いかもしれません。
セキュリティの専門家は、システムまたはハードウェアにハッキングの兆候がないかどうかを確認するようにモバイル消費者に常に警告しています。
目次
ハッキングされているiPhoneの確認方法 チェック項目7つ
iPhoneがハッキングされているか確認するチェック項目は以下の7つです。
まず、セキュリティ専門会社のnortonによると、iPhoneがハッキングされているときには次の5つの兆候があります。
- 奇妙なまたは不適切なポップアップ:iPhoneに明るく点滅する広告または成人向けコンテンツがポップアップする場合は、マルウェアを示している可能性があります。
- 自分が行っていないテキストまたは通話:自分が行っていないテキストまたは電話に気付いた場合、電話がハッキングされている可能性があります。
- 通常よりも高いデータ使用量:新しいアプリを入れておらず、ふだん通りにiPhoneをつかっているにもかかわらず、データ使用量が急増している場合は、ハッキングの可能性があります。
- スマートフォンで認識できないアプリ:ダウンロードした覚えがない新しいアプリがポップアップすることに気付いた場合は、マルウェアが関与している可能性があります。
- 電池の消耗が早い:iPhoneの使用習慣は変わらないのに、電池の消耗が通常よりも速い場合は、ハッキングが原因である可能性があります。
以上の兆候の他、セキュリティ専門会社のMcAfeeはパフォーマンスの低下とデバイスが熱を持つことを伝えています。
- パフォーマンスの低下:デバイスの動作が遅くなり、Webページやアプリの読み込みが難しくなり、バッテリーが充電されていないように見える場合、マルウェアがバックグラウンドで実行され、携帯電話のリソースを破壊している可能性があります。
- デバイスの発熱:バックグラウンドで実行されているマルウェアやマイニングアプリは、余分なコンピューティング能力(およびデータ)を消費する可能性があり、パフォーマンスを低下させるだけでなく、iPhoneが発熱する可能性があります。
iPhoneがハッキングされる3つの原因
nortonによると、iPhoneがハッキングされる原因は以下の3つです。
- 悪意あるアプリをダウンロード:マルウェアが埋め込まれている可能性のあるアプリをダウンロードした可能性があります。悪意あるアプリのダウンロードを回避するために、AppleのApp Storeからアプリを入手してください。
- 悪意あるリンクをクリック:知らない送信者からメールやテキストを受け取った場合は、含まれているリンクをクリックしたり、添付ファイルをダウンロードしたりしないでください。マルウェアが含まれている可能性があります。
- セキュリティ保護されていない公共Wi-Fi:iPhoneで公共Wi-Fi(パブリックネットワーク)を使用すると、ハッキングに対して脆弱になる可能性が高くなります。接続をより安全に保つために、VPNを使用します。
ハッキングされたiPhoneを回復させる解決方法
iPhoneがハッキングされた場合にどうすればよいか、nortonでは以下の3つの方法を伝えています。
- 不審なアプリを削除:不審なアプリをダウンロードすることで、マルウェアがiPhoneに入り込みます。iPhoneがハッキングされていることに気付いた場合は、Apple App Storeで入手した以外のアプリをすべて削除します。
- ウィルス対策ソフトを実行:nortonではウィルス対策ソフトを実行することを推奨していますが、AppleがiPhone用に認めているセキュリティソフトはありません。iPhoneの頻繁に行われるiOSのセキュリティアップデートで最新バージョンにしておきます。
- iPhoneをリセットする:マルウェアの大部分は、携帯電話を工場出荷時にリセットすることで削除できます。ただし、これにより、写真、メモ、連絡先など、デバイスに保存されているすべてのデータが消去されるため、デバイスをリセットする前にこのデータをバックアップすることが重要です。