Appleの3つのサプライヤーコロナ発生による封鎖で生産停止!ハイエンドのMacBook Proが品薄状態

今週、中国の上海と昆山でコロナ発生による封鎖により、Appleの3つのサプライヤーの生産が停止したと報告されています。
その影響が、一部のApple製品に出始めたようです。
Appleの3つのサプライヤーコロナ発生による封鎖で生産停止
今週始めNikkei Asiaによって、上海と昆山でのコロナ発生による封鎖により、Appleの主要な3つのサプライヤーが生産停止になったと伝えられました。
生産停止した3つのサプライヤーは、iPhoneの約20%~30%を組み立てているPegatron、MacBookの主要メーカーであるQuanta、iPadとノートブックの大手メーカーであるCompal Electronicsです。
ハイエンドのMacBook Proが品薄状態
中国の上海と昆山でコロナ発生による封鎖により、一部のApple製品ではすでに影響が出始めていますが、現在のところ他のデバイスは影響を受けていないようです。
Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏は、TwitterでApple製品の在庫状況を共有。
(1/2) The delivery status of the new iPhone SE made exclusively by Pegatron remains "in stock" on Apple's online stores in many countries after the China lockdown, implying that the current inventories can still meet lackluster demand.
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) April 13, 2022
クオ氏によると、Pegatronが独占的に製造するiPhone SE3は、中国の封鎖後も多くの国のAppleのオンラインストアに「在庫あり」のままであり、現在の在庫が依然として低迷する需要を満たすことができることを意味していると伝えています。
逆に、発売以来需要が高かったハイエンドのMacBook Pro(Quantaが唯一のサプライヤー)の納期は、中国の封鎖後3〜5週間で大幅に増加しているとのことです。
品薄状態のMacBook Proは、10コアCPU、24コアGPU、32GBのRAMを搭載した16コアNeural Engine M1Maxチップを搭載した14インチモデルだけとのことです。
中国の上海と昆山でコロナ発生による封鎖により、Apple製品で今後影響が拡大するのか注目されています。