Apple iPhoneSE3を20パーセント減産?ウクライナ戦争と需要低迷が影響

Appleは3月18日にiPhone SE3の販売を開始したばかりですが、当初計画よりも来四半期の生産台数を20パーセント減産するとの、サプライヤーチェーン側からの情報とアナリストからの分析がレポートされました。
Apple iPhoneSE3を20パーセント減産?
NIKKEI Asiaによると、需要が予想よりも弱いことを理由に、当初の計画よりも約20%削減し、来四半期の生産注文を約200万から300万台減らすことを複数のサプライヤーに伝えているとのことです。
需要が予想よりも弱いのは、ウクライナ戦争と迫り来るインフレが家電需要を圧迫し始めたとのことです。
サプライヤーの幹部は、Appleが次の四半期に保守的になったのは当然のことで、戦争はヨーロッパ市場での支出に影響を及ぼし、消費者が食料と暖房のためお金を節約することは理解できると語ったとのことです。
Shanghai lockdown doesn't affect the iPhone SE production. However, the new iPhone SE demand is lower than expected (the delivery status "in stock" as one of the proofs), and I cut my shipment estimation in 2022 to 15-20M (vs. 25-30M previously).
— 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) (@mingchikuo) March 28, 2022
また、Appleの著名なアナリストのミンチー・クオ氏も、AppleのiPhone SE3の売り上げは予想を下回っており、結果として注文が縮小されていると伝えています。
クオ氏はの分析は、Apple Storeでの在庫チェックに基づいているようです。
Apple Insider Newsによると、AppleのiPhone SE3は5Gサポートの追加を除いて、iPhone SE2のマイナーアップデートで、コロナウイルスによる封鎖とウクライナ戦争の世界的な状況により、需要はAppleの予想よりも少なくなっているのではないかとのことです。
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