watchOS8.5の新機能が発見される!IPアドレスを漏らさないメールプライバシー保護

Appleは昨日2022年3月15日に、watchOS8.5をすべてのユーザーにリリースし、37個の絵文字の追加やバグ修正、セキュリティアップデートを行いました。
Appleのリリースノートに記載されていないwatchOS8.5の新機能が発見されました。
watchOS8.5の新機能IPアドレスを漏らさないメールプライバシー保護
Appleのセキュリティアップデートのリリースノートに記載されていない新機能は、メールでIPアドレスを漏らさないプライバシー保護機能です。
セキュリティの専門家とiOS開発者のTalal HajBakry氏とTommy Mysk氏は、メールの脆弱性により、画像などのリモートコンテンツをダウンロードするときにApple WatchのIPアドレスが明らかになる可能性があると説明していました。
Good news: As of iOS 15.4 and watchOS 8.5 the Mail app on the watch no longer leaks the IP address when downloading remote content. Remote content is blocked on the watch even when Mail Privacy Protection is on. Now you get this prompt: https://t.co/Ocs0iXt4YM pic.twitter.com/Yea2fQxWlO
— Mysk 🇨🇦🇩🇪 (@mysk_co) March 14, 2022
メールプライバシー保護はiOS15、iPadOS15、macOS Monterey専用の機能ですが、Apple Watchでメール通知を受信するだけでユーザーのIPアドレスが明らかになり、他のデバイスでメールプライバシー保護をバイパスできるという事実をAppleは見落としていたようです。
今回のwatchOS8.5でAppleはメールプライバシー保護機能を追加し、Apple WatchのIPアドレスが漏えいしないように修正したもようです。
HajBakry氏とMysk氏によると、AppleがwatchOS8.5で問題を修正したことを確認できたそうです。
Apple Watchでメールプライバシー保護をオンにするには、iPhoneのコンパニオンウォッチアプリでメールアプリの設定を開き、「メールアクティビティの保護」をオンにするだけで、簡単に設定できます。
iOS15.4の新機能をチェック!不具合やアップデートの感想は?