2022年1月,中国でiPhoneの販売台数が急増している

中国情報通信技術アカデミーが1月のスマートフォンの市場データを公開しました。
そのデータによると、国際的なデバイスのほとんどがAppleによって占められており1月の販売台数は730万台となっています。
中国で好調なApple製品
過去の1月の平均販売台数は480万台であることを考えると、iPhoneの販売台数が大きく伸びていることが分かります。
JPモルガンのアナリストであるSamik Chatterjee氏によるとこの台数は2015年1月以来、過去最高であるとのこと。
中国国内でのスマートフォンの総販売台数は昨年12月から1月にかけて1%減少しており、季節性を考慮しても例年よりも低調である模様。
5G搭載スマートフォンの出荷台数は1月2630万台で、昨年12月と比べると今年1月は3%減、前年同月比4%減となっています。
好調な要因は?
iPhone13シリーズの売れ行きが中国国内で目立っています。
この理由はiPhone13やiPhone13Proの価格設定にあるとアナリスト、サナイム・チュレイジャ氏は述べています。
ライバルであるXiaomiやOppoの旗艦モデルの価格高騰もあり、iPhone13シリーズの割安感が出たのかもしれません。
しかしながら主要部品の品薄状態が続いており、生産台数が抑制されており市場の需要を完全に満たしているとは言えない状態です。