macOS12.3ベータ2 Bluetoothによるバッテリー消耗のバグ修正か?

Appleにより一般ユーザー向けにリリースされたmacOS12.2。
macOS12.2にアップデート後、Bluetoothによるバッテリー消耗が発生し、一晩で残量が0になるというユーザーからの報告が相次いでいましたが、macOS12.3ベータ2でバグが修正されたもようです。
macOS12.2で発生したBluetoothによるバッテリー消耗
この問題は、macOS12.2にアップデート後、Bluetoothによるバッテリー消耗が発生しているとのユーザーから報告があり、Macをスリープモードで置いておくと、100%あったバッテリー残量が一晩で0になるというものでした。
原因が特定され、Bluetoothアクセサリが頻繁にディープアイドルからのダークウェイクを引き起こし、Macを繰り返しスリープモードから復帰させ、バッテリーを消耗させているというものでした。
macOS12.2アップデート後Bluetoothによるバッテリー消耗発生!一晩で残量0に
macOS12.3ベータ2 Bluetoothによるバッテリー消耗のバグ修正か?
Appleからの公式発表はありませんが、開発者向けmacOS12.3ベータ2の利用者から、Bluetoothによるバッテリー消耗の問題がなくなったと報告されています。
開発者のマッキントッシュ氏はツイートで、macOS12.3の最初のベータ版で問題が発生していた2018MacBook ProはmacOS12.3ベータ2では影響を受けなくなったと伝えています。
From what I can see, macOS Monterey 12.3 Beta 2 (21E5206e) fixes the Bluetooth battery drain issue.
— Mr. Macintosh (@ClassicII_MrMac) February 8, 2022
I tested 3 times & didn't see a single DarkWake 👍
Test setup:
1. 2018 MBPro that had the issue on 12.3 B1
2. 12.3 Beta 2 and can't reproduce the issuehttps://t.co/XVKe0oGYtW pic.twitter.com/23g6HuPPel
macOS12.3は3月か4月に一般ユーザー向けにリリースされる予定です。
それまでの間、MacでBluetoothを無効にするか、すべてのBluetoothアクセサリを一晩切断して、バッテリーの消耗を防ぐことができます。