Googleのサーバーダウン、原因は認証ツールのバグか

日本時間の昨日、Googleの主要なサービスが一斉に使えなくなる事態が発生しました。
GMailやYouTubeなど、多くの人に影響があった大規模な障害ですが、その原因についてGoogleが声明を出しました。
目次
Googleログインに障害でサービスが一斉にダウン
日本時間の12月14日の午後9時ごろ、GmailやGoogleカレンダー、Googleホームなど様々なサービスが1時間弱の間も利用できなくなりました。
人によっては、寒い中エアコンもつけられない人もいたくらいで、かなり大きな影響を与えました。
Googleがくたばる
— はやぽん (@Hayaponlog) December 14, 2020
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Google Homeが使えなくなる
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部屋の照明、エアコン、テレビの制御ができなくなる
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外は雪が降りしきる中、暖房が停止。Googleが使えなくなったので再起動できない
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リモコンをどこにやったか分からなくなり、凍死しかけてる
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たすけて←いまここ
原因はストレージクォータのツールにバグか
Googleは同日中に、問題の原因を説明する声明文を送りました。
声明文によれば、今回のダウンの原因は、Googleが提供する「サービスへのログイン」を管理する認証ツールの問題だったと説明されています。
具体的にはストレージクォータの問題(an internal storage quota issue)だったと述べています。
ストレージクォータとは、処理に必要なストレージが不足したときに自動で割当を増やすためのツールです。
今回はGoogleが提供するログインの認証システムにおいてこの問題が発生したため、ログイン機能を必要とするGMailなどほとんどのサービスへ影響があったのです。
現時点で全てのサービスは正常に稼働しており、再発もしていません。
Googleは今後も調査を継続
Googleは声明文で以下のように謝罪しました。
We apologise to everyone affected, and we will conduct a thorough follow-up review to ensure this problem cannot recur in the future.
影響を受けたすべての人に謝罪し、この問題が今後再発しないように徹底的なフォローアップレビューを行います。
あまり生活の多くをGoogle一つに委ねすぎると今回のような事故があった時に困ることになりそうですね。
上限に達するまえに、急げ!